いつもの味噌汁にひと手間加えて、美味しい味噌汁にゅうめんを作ってみませんか?
にゅうめんとは、ひやむぎやそうめんを温かく煮て食べる料理のことです。麺つゆや白だしを使った温かいだしつゆを麺にかけたり、だしつゆで麺を煮たりして食べるのが一般的です。
ですが麺つゆや白だしではなく、味噌を使って作るにゅうめんもとても手軽に出来て美味しいんですよ♪
残ってしまった味噌汁を使いたいときや、余った野菜を消費したいときにもおすすめです。
今回は、創業70年以上の老舗 津村製麺所が、ひやむぎと味噌を使って作る味噌汁にゅうめんをご紹介したいと思います。
基本的な作り方や、レシピ例、おすすめの具材など詳しくお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
味噌汁にゅうめんの作り方
まずは、ひやむぎを使った味噌汁にゅうめんの基本的な作り方を解説します。
使うひやむぎが乾麺でも生麺でも、おおよそ作り方は同じです。
製造業者のパッケージ表記に従って麺を茹でましょう。
基本的な手順
お好みの具材でいつものように味噌汁を作り、そこへ硬めに茹でたひやむぎを加えひと煮立ちさせたら完成です。
ひやむぎは硬めに茹で、流水ですすいでおくのがポイント。
茹ですぎると麺が伸びてしまい、食感が損なわれるので注意しましょう。
ひやむぎを加える前に少量の麺つゆを加えると、だしにコクが出てより美味しくなりますよ。
また仕上げに一味や七味、小ネギなどの薬味を入れるのもおすすめです。
乾麺を茹でずに味噌汁へ加える場合
乾麺のひやむぎを使う場合、乾麺の状態のまま味噌汁に加えることも可能です。
ただその際には、麺に含まれている塩分がそのまま味噌汁に加わってしまうため、使う味噌の分量を少なめにすることで味を調整してください。
レシピ例①「大根と油揚げの味噌汁にゅうめん」
ホクホクの大根と、味噌汁が染みた油揚げで体が温まります。
4人前の材料を紹介していますが、分量を変更して1人前から作ることができますよ。
材料(4人前)
ひやむぎ | 4束 |
味噌 | 大さじ3 |
だし汁 | 5カップ |
大根 | 1/5本 |
油揚げ | 50g |
長ネギ | 適量 |
作り方
下準備:ひやむぎは少し硬めに茹で、流水で締め、ザルに上げておきます。だし汁は、お好みの材料で用意しましょう。
- 大根はいちょう切り、油揚げは短冊切り、長ネギは小口切りにします。
- 鍋に、大根、だし汁を入れ沸騰させます。
- 沸騰したら弱火にし、大根が柔らかくなるまで煮込みます。
- 油揚げを加え、味噌を溶かし入れます。
- 味噌が完全に溶けたら、ひやむぎと長ネギを加えひと煮立ちさせて完成です。
レシピ例②「ナスの味噌汁にゅうめん」
しんなりしたナスに味噌が染み込んで美味しい♪
プラス一品で使えそうな汁物レシピです。
材料(4人前)
ひやむぎ | 1束 |
ナス | 1個 |
だし汁 | 700ml |
味噌 | 大さじ2と1/2 |
小ネギ(小口切り) | 適量 |
作り方
下準備:ひやむぎは少し硬めに茹で、流水で締め、ザルに上げておきます。だし汁は、お好みの材料で用意しましょう。
- ナスはヘタを取り5mm幅の短冊切りにし、水にさらし、水気を切ります。
- 鍋にだし汁を入れ沸騰させ、ナスを加え煮ます。
- ナスがしんなりしてきたら味噌を溶き入れ、ひやむぎを加えひと煮立ちさせます。
- 器に盛り、小ネギを散らして完成です。
レシピ例③「鶏もも肉の味噌汁にゅうめん」
鶏肉や大根を使った具だくさんのにゅうめんレシピです。
食べ応えがあるので、しっかり主食になりますよ。
材料(2人前)
ひやむぎ | 6束 |
鶏もも肉 | 200g |
大根 | 1/4本 |
にんじん | 1/2本 |
ごぼう | 1/2本 |
しいたけ | 4枚 |
だし汁 | 8カップ |
味噌 | 大さじ5 |
小ネギ(小口切り) | 適量 |
作り方
下準備:ひやむぎは少し硬めに茹で、流水で締め、ザルに上げておきます。だし汁は、お好みの材料で用意しましょう。
- 鶏もも肉は余分な脂肪を取り除き、3cm角に切ります。大根はいちょう切り、にんじんは半月切り、ごぼうはささがきにし、しいたけは石づきを取って縦4等分に切ります。
- 鍋にだし汁を入れ沸騰させ、鶏もも肉、大根、にんじん、ごぼう、しいたけを加え、再び沸騰したら火をやや弱め、フタをして大根が柔らかくなるまで煮ます。
- 味噌を溶き入れ、ひやむぎを加えサッと煮ます。
- 器に盛り、小ネギを散らして完成です。
味噌汁にゅうめんにおすすめの具材
ひやむぎで作る味噌汁にゅうめんには、いつもの味噌汁に使うような具材であればなんでも入れることができます。
そのなかでも、とくに相性が良くておすすめな具材を6つご紹介します!
1.鶏もも肉
ジューシーな鶏もも肉と味噌がよく合い美味しいうえに、腹持ちのよい一品になります。
2.ナス
味噌汁にナスを加えしんなりさせることで、トロッとした食感が楽しめます。食感がプラスされ食べ応えのあるにゅうめんになります。
3.大根
ホクホクの大根は味噌との相性抜群。お腹もしっかり満たされます。
4.しいたけ
しいたけの旨味が汁全体に行き渡り、美味しさが倍増します。生姜と組み合わせるのもおすすめです。
5.かまぼこ
味噌と合うのはもちろん、風味と食感を楽しめて彩りもよいです。
6.落とし卵
半熟の落とし卵をひやむぎと絡めて食べると美味しいですよ。
作り方:味噌汁を作ってから卵をゆっくり割り入れ、鍋にフタをします。加熱し卵が半熟になったら、茹でたひやむぎを入れた器に、卵と一緒に味噌汁を注ぎ込みます。
まとめ
ひやむぎで作る味噌汁にゅうめんの基本的な作り方や、レシピ例、おすすめの具材をご紹介しました!
いつもの味噌汁にひやむぎを加えて、美味しく食べてみてくださいね。
またご家庭でひやむぎを食べるなら、弊社 津村製麺所の「生ひやむぎ」がおすすめです♪
創業74年を迎える津村製麺所は、地元オホーツク産の小麦「きたほなみ」を使用し、先祖から守り抜いた製法で、素材から作り方までとことんこだわって麺を作っています。
2023年には北海道北見市にある店舗「TUMUGU Labo」を、北海道初の生ひやむぎ専門店としてリニューアルオープンしました。
創業の味ともいえるひやむぎの伝統を守りぬくと決意しリニューアルした店舗は、今では数々のメディアから紹介されるようになり、行列人気店に成長しています。
オンラインショップでは、専門店・伝統の味を自宅でそのまま味わっていただくことができます。
ぜひお立ち寄りくださいね。
生ひやむぎはコチラTEL:0157-36-3181
公式オンラインショップ:津村製麺公式ショップ
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