仕事が終わり家に帰ってすぐご飯を作るのは面倒ですが、毎回外食というわけにはいきませんよね。
そんな時に重宝するのが、麺です。麺料理は1品作るだけで立派なメインになる、夕食にも嬉しい時短料理。
創業70年以上の歴史を持つ津村製麺所麺所は、製麺したての麺を料理として提供するTUMUGU Laboも運営しています。
製麺所でも取り入れている、日々の夕食にも使いたくなる麺類料理を参考に献立を考えてみてください。
麺をどのように調理すればおいしくなるのか、店舗でも鋭意努力中です。
目次
夕飯に取り入れたい麺「うどん」
冷凍庫にストックしていることも多いうどん。調理の仕方によっては様々な味で楽しめます。ここでは夕飯にピッタリのうどん料理を3つご紹介します。
1、鍋焼きうどん
うどんの定番と言えば、鍋焼きうどんです。
1品で豪華な見た目と、切って煮込むだけの料理ですから、拘束時間が短く作れる時短メニュー。
帰宅時間がバラバラになりがちな家庭にも、帰ってきたタイミングで温めるだけで美味しい出来立てが食べられるのも素敵ですね。
作り方も簡単で、1度茹でたうどんを鍋に入れ、出汁をうどんがヒタヒタになるまで入れます。煮込みたいネギ・白菜などの具材は一緒にゆでて、かまぼこ・卵などは煮込み終わった後に投入して蓋をして蒸らすだけ。
- サラダ…葉野菜のサラダよりも、ポテサラや春雨サラダなど温かいサラダだと身体もぽかぽか。
- 揚げ物…たんぱく質を摂るにはお肉。いつもは油っこくてもうどんの出汁でさっぱりと食べられます。
2、カレーうどん
秋・冬は夜に帰ってくるだけでも身体は芯からひえてしまいます。身体を胃から温めるには粘り気のある温かさが持続する料理が一番。さらに、香辛料がふんだんに含まれたカレーは最高ですね。
いつものカレーは具材をたくさん刻む必要がありますが、カレーうどんにしてしまえば具材が少なくても気にならないボリューム感に。
作り方は、具材を鍋で炒めた後に出汁を混ぜた水を沸騰させカレー粉を溶かします。1度茹でたうどんをカレーの鍋に投入して数分煮るだけ。煮る時間がかからない具材や薄く切ると食べやすいですよ。
- 野菜の素揚げ…揚げ油があるときは揚げ物の方が楽です。その時には補えない野菜を揚げてしまいましょう。
- 漬物…福神漬け代わりに沢庵・キュウリの浅漬けなどがあると良い箸休めに。
3、煮込み豚キムチうどん
うどんはさっぱりと食べられる麺ですが、豚肉と辛味たっぷりのキムチでスタミナ満点の料理に。
辛味は代謝を上げる効果もあるため、疲れたり身体が冷えたりするのにもピッタリです。食べ応えのある夕飯になりますよ。
作り方は、玉ねぎ・豚肉・キムチをごま油で炒め、沸騰した水に鶏ガラスープ・みそ・みりん・しょうゆで味を調え、しいたけ・しめじ・うどんを入れて軽く煮込むだけです。
- 浅漬け…漬物のような、さっぱりと食べられる味変可能な漬物との相性がピッタリ。
- 炒め物…トマトや卵の炒め物などさっぱり食べられるものや、野菜炒めなどとの相性抜群。
夕飯に取り入れたい麺「ひやむぎ」
うどんより細く、そうめんより太いひやむぎは、麺類の中で中間的な立場として好まれます。
食べやすいことから子どもからシニア世代まで食べられる麺。
夕飯にピッタリのひやむぎアレンジを3つご紹介します。
1、にゅうめん
にゅうめんは、簡単に作れて食べ応えがあるため夕飯にピッタリ。
冬は辛味で代謝をアップさせる汁に、夏はさっぱりと食べられるレモンや梅の酸味の聞いたにゅうめんと、使い分けできる点も良いですよね。
基本的な作り方は、出汁にしょうゆ・みりん・砂糖を加えた汁を、水溶き片栗粉でとろみをつけてひやむぎを入れるだけ。アレンジをするなら、梅・レモンでさっぱりとしても良いですし、辛味ペーストや刺激の強いキムチなどを具に加えるのも美味しいですよ。
- 鶏肉の副菜…棒棒鶏や唐揚げなどがさっぱりと食べられるたんぱく質は、栄養としても食べ合わせとしても相性ピッタリ。
- サラダ…豚しゃぶサラダや酸味のあるトマトサラダで、さっぱりとまとまった献立に。
2、小鍋+〆ひやむぎ
ひやむぎは鍋のしめで食べても美味しい麺です。
鍋といえば、大きな鍋で他のかかる料理のイメージですが、具材を切って煮込むだけのため実際の工程自体は少ないです。野菜を少なめにして〆の麺料理までを献立として盛り込んでおけば、大満足まちがいなしのボリューミーな夕飯に。
作り方は、スープを出汁・醤油・みりん・砂糖などで作り、切った白菜やネギなどの野菜やお肉をを煮込むだけ。鍋の中身を食べ終われば、1度茹でたひやむぎを入れて1分ほど煮込めば完成です。
- 餃子…鍋に入れるお肉を少なくして、餃子をおかずに。また、水餃子を鍋に入れてもお肉の出汁が出て鍋がさらに美味しくなります。
- 野菜のマリネ・浅漬け…トマトのマリネや、きゅうり・キャベツなどの浅漬けも鍋の味変にピッタリ。
3、ひやむぎのペペロンチーノ
ひやむぎは、オリーブオイルやニンニクとの相性もいいため、ペペロンチーノとしても食べられます。夜につかれた身体にはコンソメの塩気が身体にも嬉しく、ソーセージでお肉もガツガツ食べられるため夕飯にピッタリ。
作り方は、オリーブオイルでニンニク・ソーセージ・玉ねぎなどを炒め、1度茹でたひやむぎのゆで汁・コンソメ・塩コショウで味を調える。ひやむぎを軽く炒めるだけで完成です。
- サラダ…葉物・大根でも冷たいサラダとの相性がピッタリ。
- スープ…コンソメのスープでも、和風・中華でもパスタとの相性抜群。
夕食に取り入れたい麺「そうめん」
そうめんは麺つゆのつけ麺にして食べるのが一般的ですよね。夏の風物詩とも言われるそうめんは、夏以外にも、別の食べ方でも美味しく食べられます。
そうめんのアレンジレシピを3つご紹介します。
1、そうめんお好み焼き
麺は小麦粉が原材料のためお好み焼きと同じアレンジで美味しく調理可能です。
お好み焼きをつくる際、ホットプレートなどを出して作る場合も多いですが、そうめんなら簡単にひっくり返してフライパンで作れちゃいます。
お酒にもある濃い味付けは夕飯にもピッタリです。
作り方は、茹でたそうめん・キャベツ・豚肉を一口大にカットし、出汁・薄力粉・卵・水を混ぜ合わせ、フライパンで両面をこんがり焼きます。後は、お好み焼きのソース・マヨネーズ・鰹節・青のりなどをトッピングすると完成。
- スープ…洋風・和風・中華スープなんでも塩気のあるスープは甘いお好み焼きソースとの相性抜群。
- サラダ…大根・葉野菜のサラダなど、冷たいサラダは口の中を冷やす役割も担っているためピッタリです。
2、フォー風アレンジ
ナンプラーを使用することで簡単にエスニック風の麺料理に。疲れた日の夕飯には少し珍しい温かい料理が心にしみることもありますよね。
そうめんは通常、和風仕立てが一般的ですが、最近では中華風も流行っています。変わり種にするには、もう少し珍しいエスニック風麺料理がピッタリ。
作り方は、鶏ガラスープの素・生姜・ナンプラー・塩コショウでスープを整え、ささみ・ネギ・もやし・鷹の爪を具材をスープで煮込みます。1度茹でたそうめんを合わせるだけ。
- 焼き鳥…エスニック料理にはタレの焼き鳥がピッタリ。ナンプラーをさらに美味しく食べられる組み合わせ。
- レンコンチップス…麺料理に不足しがちなカリカリとした歯ごたえ抜群のチップスとの相性ピッタリ。
3、春巻きアレンジ
そうめんはメインにもなりますが、メインおかずの具材にもなります。
仕事や学業で疲れた日の夕飯は、油物が身体にしみますよね。そうめんを春巻きにしてしまえば、主食とおかずを一気に食べられるため、食べやすさも抜群。
作り方は、春巻きの皮にスライスしたシイタケ・千切りニンジン・茹でたもやし・茹でたそうめんを巻きます。醤油・酒・オイスターソース・塩コショウで春巻きを味付けし、油で揚げるだけ。
- サラダ…油物にはさっぱりと食べられるトマトサラダや春雨サラダがぴったり。。
- お浸し…ホウレンソウやチンゲン菜の簡単に作れる味のしっかりとした箸休めは、春巻きの油を吸収してくれるため相性抜群。
夕飯に取り入れたい麺「ラーメン」
ラーメンはスープが一緒に入った袋タイプと、麺だけが売っているタイプがあります。スープがついていると、ラーメンを作ってしまいがちですが、アレンジが可能です。
ラーメンを食べたいけど、飽きてしまった方に夕飯向けアレンジをご紹介します。
1、あんかけラーメン
あんかけラーメンは、スープをすするのではなく、スープごと食べるラーメンです。あんかけが美味しければ美味しいほど箸が進む麺料理。
熱々の汁が魅力的なラーメンは猫舌にとっては食べるのにも時間がかかるため、そのような方にはお腹がすいた夕飯にはあんかけラーメンがピッタリ。
作り方は、たまねぎ・なると・きくらげ・豚肉などの具材を炒め、しょうゆ・みりん・鶏がらスープの素・ごま油・ニンイク・生姜・豆板醤を入れたスープを入れて煮込み、水溶き片栗粉でとろみをつけます。ゆでたラーメンを加えて炒めるだけで完成です。
- サラダ…もやしや葉野菜を中心としたサラダは口の中をさっぱりさせるためピッタリ。
- 唐揚げ…ラーメンにはやはり揚げ物が鉄板です。相性抜群の組み合わせ。
2、担々麺
ラーメンは、疲れた日に食べたいボリューミーな麺料理です。濃い味付けは塩気が欲しい身体にピッタリ。特に、辛味の強い担々麺は代謝にも良く、お酒との相性抜群です。
作り方は、ひき肉・ネギを炒め、中華スープの素・酢・醤油・砂糖・豆板醤・ゴマ油・水を加えて煮る。また、1度茹でた麺を加えるだけ。
- サラダ…さっぱり食べられるトマト・葉物のサラダはラーメンとの相性抜群。
- 餃子…唐揚げもいいですが、油が多い担々麺には餃子がピッタリ。担々麺との相性もピッタリです。
3、ラーメンサラダ
ラーメンサラダは、サラダという名前がついているとおり、野菜がたっぷりとれるラーメン。主役にもなるサラダは、主食不要です。
夕飯に食べたいものがいっぱいある方は、ラーメンをサラダにしておかずをたっぷり食べられます。
作り方も簡単で、ざく切りキャベツ・千切り大根・きゅうり・ゆで卵に茹でて1度しめたラーメンをのせ、ポン酢や冷やし中華のタレなどにかけて食べると手軽です。
- 唐揚げ…手羽先やもも肉の唐揚げなどたんぱく質がとれると栄養面でも相性がピッタリ。
- スープ…中華スープがお勧めですが、ブイヨンでこってりでも、和風でさっぱりでも相性抜群
まとめ
津村製麺所が夕食に取り入れたい麺類料理をご紹介しました。学業や仕事で疲れた日の夕食は、時短にもなる麺を献立に組み入れてみてはいかがでしょう。
麺の種類ごとにアレンジ料理もたくさんあるため、飽きがこないように使用する麺を買いそろえておくのもいいですね。
おすすめの麺は、ずばり生麺です。
乾麺は賞味期限が長いメリットがありますが、小麦の香りやコシの強さでは生麺の方が断然おいしいです。
疲れた体を癒すための夕飯には、少しでもおいしい麺を取り入れてみてはいかがでしょうか。
私達、津村製麺所では生麺や乾麺の様々な麺商品を取り扱っています。
四国の香川出身の初代から受け継がれた麺のコシと、津村製麺所が工場を構える北海道オホーツクの香り高い小麦。麺づくりに必要な、小麦・塩・水・麺つゆ、すべてにこだわった製麺を続け、津村製麺所は創業70年を超え、地元に愛される製麺所になりました。
2015年にはミラノ国際博覧会にも出品し、様々なメディアに取り上げられることに。普段使いにもおすすめできる津村製麺所の生麺をご家庭でもお楽しめ頂けるように、オンラインショップのご用意があります。
北海道北見市に足をお運びいただく機会がございましたら、津村製麺所に併設されたTUMUGU Labo(つむぐラボ)で津村製麺所の麺を使用した麺料理が味わえます。だし・食材にこだわった料理をご賞味ください。
- TEL:0157-36-3181
- 公式オンラインショップ:津村製麺公式ショップ