地元出身者が道東のグルメ情報をまとめて12個紹介!

道東は、北海道の中でも農産業・畜産・水産業が盛んなエリア。

厳しい寒さに耐えて育つ自然の食物達は土地らしい力強さを感じます。

津村製麺所も北見に工場と店舗を構え、地産地消に基づいたモノや食材を使用しています。

道東にはまだまだ知られていない食材達がたくさんあります。

そこで今回は、道東エリアを中心に美味しいグルメ情報をお届けしますので、道東へ行く際の参考にしてみてください。

道東と一口にいっても地域は広いため、オホーツク、十勝、釧路、根室の4つの地域に分けてグルメ情報をご紹介していきます。

オホーツク管内

オホーツク管内とは、北見・網走・紋別を中心とした地域です。

オホーツクは海に面しており、とれたての海鮮を味わえるグルメスポットとしても人気。

また、夏と冬では寒冷差が激しいため、小麦・たまねぎなど農作物の生産が進んでいる地域でもあります。

ここではオホーツクエリアのグルメ情報を4つ紹介していきます。

1、オホーツク産の小麦を使った「生ひやむぎ」

1、オホーツク産の小麦を使った「生ひやむぎ」

北見には、北海道唯一の生ひやむぎの製造所があります。

ラーメン・そば・パスタ・やきそばなど生麺が主流の麺類は多くありますが、生麺のひやむぎはあまり知られていません。

ひやむぎはオホーツクで育った小麦を使用し作られています。

喉越しや風味が格別で、地元民をはじめとし全国で食べられている人気商品。

北見らしい麺を店舗で味わってみてはいかがでしょうか。

2、北見といえば「北見焼き肉」

2、北見といえば「北見焼き肉」
※写真はイメージです。

北見は焼肉の町として有名で、焼き肉店の数が非常に多いです。

特に人気な部位は、ホルモン。北見のホルモンは味付けを行わないため、生ホルモンと言われています。油を取り除いた薄いホルモンではなく、油たっぷりのホルモンは口の中でジュワッと溶ける柔らかさとお肉のコリコリ感が楽しめるお肉。

北見は冬に「北見厳寒の焼き肉まつり」が開かれ、-20度以下になることも多い北見市内で開かれる、野外の焼き肉祭りです。北見焼肉定番の七輪で焼いて食べます。

北見市民がこぞって購入するチケットは、前売りで完売してしまうほど人気。北見市民にも愛されている北見グルメの一つ。

3、特産物玉ねぎを使った「オホーツク北見塩焼きそば」

3、特産物玉ねぎを使った「オホーツク北見塩焼きそば」

オホーツク北見塩焼きそばとは、北見の特産玉ねぎと北見産のホタテが入った焼きそばです。オホーツクは小麦の生産も盛んで、寒暖差の激しいオホーツクの気候を生かした香り高い小麦が特徴。

オホーツクの食材を生かした焼きそばは、オホーツクでしか食べられないグルメです。

塩味であっさりと食べられる、食材の甘味が際立つ焼きそば。

4、中身はサーモン「オホーツク網走ザンギ丼」

4、中身はサーモン「オホーツク網走ザンギ丼」
※写真はイメージです。

ザンギとは、唐揚げのことを指しますが、オホーツク網走ザンギ丼は、ザンギの代わりに網走さんのオホーツクサーモンを揚げたものを使用しています。

網走産のオホーツクサーモンとはカラフトマスのことで、肉質が柔らかく脂が多い特徴があります。唐揚げのように脂で揚げることでトロトロとしたあまい脂が口の中に広がる、揚げ物好きには溜まらない一品。

網走ではどんぶり出の提供がほとんどで、網走でとれる貝類の味噌汁と一緒に定食にされることが多いです。

十勝管内

十勝管内とは、帯広・十勝を中心とした地域のことです。

十勝は畜産業が発達しており、豚・牛ともにブランドとして名をはせています。それに伴い、乳製品の人気も高い地域です。

ここでは十勝管内のグルメ情報を3つ紹介していきます。

5、帯広で不動の1位「十勝豚丼」

5、帯広で不動の1位「十勝豚丼」
※写真はイメージです。

帯広といえば豚丼。炭火焼された豚肉は、脂身の少ないロースが主に使用されます。甘じょっぱいタレとお肉を真っ白いご飯と一緒にかきこみます。

十勝の豚肉は良質な空気と水で育てられたことで、脂身が多い特徴があります。十勝の豚肉を使った豚丼の甘さはよりご飯が進みます。

6、食べておきたい一品「牛トロ丼」

6、食べておきたい一品「牛トロ丼」
※写真はイメージです。

牛トロとは、細かくした牛とろをフレーク状にし、温かいご飯に乗せて脂のくちどけが楽しめるグルメです。

お肉をかまなくても食べられるほど柔らかく、甘い脂は、一度冷凍庫から出してしまえば1時間もしないうちに溶けてしまうため常温のまま持ち帰るのは難しいです。

チルド発送の場合送料で価格が上がってしまうため、現地で食べておきたいグルメ。

7、北海道牛乳100%「十勝チーズ」

7、北海道牛乳100%「十勝チーズ」
※写真はイメージです。

十勝は畜産が盛んな土地で、様々な工房で十勝の牛乳からチーズを作っています。

全国で流通するチーズのほぼ半数を締めているといわれている十勝のチーズですが、出来立てのチーズは香り高く、深いコクが感じられます。

生産されるチーズも種類が多いため、合わせる食事・お酒などから選ぶのもいいですね。

プロに相談しながら購入できるのも地域で購入する利点です。

釧路管内

釧路管内は、釧路を中心とした地域で、漁業が盛んです。道内でも有数の栄えている地域のため、他の地域ではあまり見ないようなグルメも存在しています。

ここでは釧路管内のグルメ情報を3つ紹介していきます。

8、釧路の郷土料理「さんまんま」

8、釧路の郷土料理「さんまんま」
※写真はイメージです。

さんまんまは、釧路の郷土料理です。さんまの炊き込みご飯の上に焼いたさんまをのせた棒寿司のこと。

魚の甘い脂と炊き込みご飯の出汁が合わさった美味しさと、さんまを一匹まるまる使用した食べ応え抜群なお寿司を釧路でぜひご賞味ください。

釧路でも空港や一部市場でしか買えない、限定品です。

9、元祖「スパカツ」

9、元祖「スパカツ」
※写真はイメージです。

スパカツとは、ミートソーススパゲティのうえにトンカツを乗せたハイカロリーグルメです。釧路の名物で熱した鉄板プレートで提供されることが多く、食べ終わった後にもプレートにのった脂がジュージューと音を立てているほどの熱々です。

ご馳走氏の定番であるトンカツを、同じくお肉がふんだんに使われたミートソースとの組み合わせは他の地域では食べられません。

10、細麺がやみつきに「釧路ラーメン」

10、細麺がやみつきに「釧路ラーメン」
※写真はイメージです。

北海道はラーメン激戦区です。北海道は地域によってラーメンの種類が異なっており、札幌・函館・旭川・釧路は四大ラーメンと言われています。

札幌は卵を使用した縮れ麺の味噌、函館は海鮮の塩、旭川はストレート麺の醤油が有名ですが、釧路は細い縮れ麺の醤油。

釧路のラーメンは札幌より細い縮れ麺で、漁師達に指示される昭和初期の屋台の味に近いラーメンです。

根室管内

根室管内は、上は羅臼・下は根室まで続く縦長な地域。海に面しているた地域のため、海鮮が有名で海鮮にちなんだグルメが豊富です。

ここでは根室管内のグルメ情報を3つ紹介していきます。

11、新鮮さを求めるならここ「羅臼の新鮮な海鮮丼」

11、新鮮さを求めるならここ「羅臼の新鮮な海鮮丼」
※写真はイメージです。

羅臼は様々な海鮮が手に入ります。特に、知床付近の地域は海鮮丼を目玉商品とした飲食店も多いです。

季節によってとれる海鮮が異なるのが一般的ですが、根室管内は縦長に広い地域のため旬が異なる海鮮も、一番おいしい地域の海鮮が食べられます。

12、根室名物「エスカロップ」

12、根室名物「エスカロップ」
※写真はイメージです。

エスカロップとは、バターたっぷりのピラフの上にトンカツを乗せて、デミグラスソースをかけたハイカロリーメニューです。

根室の名物で、基本は白いエスカロップですが、ご飯にケチャップを混ぜた赤いエスカロップもあり、見た目はバリエーションがありますが、基本的にピラフ・トンカツ・デミグラスソースの組み合わせは変わりません。

量も基本的に大盛りがほとんどのため、お腹がすいているときに頼むようにしましょう。

まとめ

道東のグルメは地産地消に基づいており、地元で加工・生産したものを提供している飲食店も多くあります。地元で食べることで、新鮮な一番美味しい状態で食べられます。

ぜひ、道東に遊びに来たときはその地域でとれたモノを使用した、グルメを味わってみてください。

私達、津村製麺所はオホーツク地方の北見市に製麺所を構えています。

オホーツク産にこだわった麺づくりを続けて創業70年以上。2015年にはミラノ国際博覧会にも出品し、様々なメディアに取り上げられることに。

現在は、オホーツクの小麦を使用した製麺したての麺を味わってもらうため、津村製麺所で製麺した麺を使用したメニューも提供しています。

北海道北見市に足をお運びいただく機会がございましたら、津村製麺所に併設されたTUMUGU Labo(つむぐラボ)で津村製麺所の麺を使用した麺料理が味わえます。だし・食材にこだわった料理をご賞味ください。

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