麺の作り置きレシピ8選!伸びない・簡単・おいしいの三拍子が揃う

麺を作り置きするのは、伸びるんじゃないかと躊躇する人も多いでしょう。しかし、麺は作り置きしても大丈夫な料理です!なので子どもの長期休み、仕事が忙しくてランチを作れない時、家族を置いて外出する時は重宝するメニューなのです。

今回は、創業70年以上の老舗・津村製麺所が、麺の作り置きレシピを8つご紹介します。家族の料理のために参考にしてみて下さいね。

麺は作り置きしても大丈夫!茹でた麺が伸びない方法を解説

麺は作りっぱなしにしておくと伸びるイメージがありますよね。しかし、ある方法を試すことで茹でた麺を伸ばさないようにすることができるのです。一度茹でた麺を、翌日以降に麺を食べる場合は以下の方法を試してみることをおすすめします。

  • 麺を冷蔵・冷凍する場合は、茹で時間をできる限り短くする
  • 麺同士がくっつく前に麺を流水で洗う
  • ラップやジップロックで空気が入らないように入れる
  • 食べるタイミングに合わせて、冷蔵庫・冷凍庫に入れて保存する

茹でた翌日にすぐ麺を食べる場合は冷蔵保存でもかまいませんが、数日経ってから麺を食べる場合は冷凍保存をするようにしましょう。ただし、麺を冷凍保存をする際は必ず1か月以内には食べきるようにしてください。

以下の記事では、麺の種類ごとに茹でた麺の保存方法・解凍方法などをご紹介しているので、調理する際の参考にしてくださいね。

簡単でおいしい!作り置きした麺を使ったレシピをご紹介

作り置きしておいた麺を使うなら、そこまで手の込んだものは作らず、麺の上に乗せたり、和えたりするだけで手軽に一品が完成するような料理にするのがおすすめです。ここでは家に常備されていることの多いひやむぎやそうめんなどの麺の種類別に、ちょっとした工程で作れるいろんなレシピをご紹介します。

1.パスタ風ひやむぎ

1.パスタ風ひやむぎ

パスタ風ひやむぎは、作り置きしておいたひやむぎをペペロンチーノ風に味付けしたひやむぎ料理です。材料はオリーブオイルとめんつゆ、トッピング用の小ねぎと輪切り唐辛子と、用意するものが少ないので調理時間もおよそ10分ほどで出来上がります。

ペペロンチーノといえばやはりパスタが一般的ですが、ひやむぎでも十分代用可能。細すぎず太すぎずのひやむぎがオリーブオイルにしっかりと絡んでおいしいです。

作り方(冷凍した麺を使う場合)
  1. お湯が入った鍋に凍ったひやむぎを入れ、菜箸で麺をほぐす
  2. ほぐれたらすぐにお湯を捨て、水で洗い、冷めてから水気を切る
  3. フライパンにめんつゆと水100mlを入れて沸騰させ、別の容器に移しておく
  4. フライパンでオリーブオイルを熱し、茹でたひやむぎを絡める
  5. 4に3を加え、めんつゆを吸わせながら加熱する
  6. みじん切りにした小ねぎと輪切り唐辛子を加えて、お皿に盛れば完成

2.ツナキムチひやむぎ

2.ツナキムチひやむぎ

作り置きしておいたひやむぎの上に、和えたツナとキムチを乗せるだけのシンプルなひやむぎ料理です。キムチが入っているのでピリ辛な味付けですが、ツナやめんつゆ、白だしも入っているのでそこまで辛さがありません。

ボウルを用意して、ツナ、キムチ、めんつゆ、白だしを入れて混ぜ合わせ、麺の上に乗せれば完成するので、こちらも調理時間10分ほどで簡単にできます。あらかじめツナとキムチを和えた状態のものを冷蔵庫に入れておけば、食べるときに麺の上に乗せるだけであっという間に一品が完成しますよ。

作り方(冷凍した麺を使う場合)
  1. お湯が入った鍋に凍ったひやむぎを入れ、菜箸で麺をほぐす
  2. ほぐれたらすぐにお湯を捨て、水で洗い、冷めてから水気を切る
  3. 器にひやむぎを盛り、ツナとキムチを和えた状態のものを乗せて完成

3.そうめんビビン麺

3.そうめんビビン麺

韓国の伝統料理のひとつであるビビン麺。日本のそうめんに似た麺を使っているので、10分程度で手軽に作ることができる料理です。コチュジャンベースのタレが麺に絡んでいるため、旨辛な味がクセになりますよ。

辛いのが得意ではないお子さんが食べる場合は、コチュジャンの量を少なめにしてあげるのがポイント。コチュジャンなどでタレを作って麺に絡ませ、きゅうりやキムチ、ゆで卵をトッピングすれば、簡単に完成します。

作り方(冷凍した麺を使う場合)
  1. お湯が入った鍋に凍ったそうめんを入れ、菜箸で麺をほぐす
  2. ほぐれたらすぐにお湯を捨て、水で洗い、冷めてから水気を切る
  3. ボウルに砂糖、しょうゆ、酢、コチュジャン、ごま油を入れ、混ぜ合わせる
  4. 3にそうめんを加え、しっかりと混ぜ合わせる
  5. 4を器に盛り、きゅうり、キムチ、ゆで卵をトッピングすれば完成

4.カレーそうめん

4.カレーそうめん

カレーそうめんは前日に作ったカレールーを使って作ることができる料理です。カレールーを温め、そうめんの上にかけるだけで立派なカレーそうめんが完成。カレーは子どもが好きな料理ランキングの上位に入るメニューでもあるので、きっと喜んでくれるはずです。

めんつゆをちょい足しするだけでコクが出ておいしくなるので、豪華なお昼ごはんに早変わりします。朝昼晩と毎日調理していては疲れてしまうので、いつもよりもちょっと多くカレールーを用意しておくのもおすすめです。

作り方(冷凍した麺を使う場合)
  1. お湯が入った鍋に凍ったそうめんを入れ、菜箸で麺をほぐす
  2. ほぐれたらすぐにお湯を捨て、水で洗い、冷めてから水気を切る
  3. あらかじめ作っておいたカレールーを温める
  4. 器にそうめんを盛り、カレールーをかけて完成

5.サラダうどん

5.サラダうどん

夏は暑さで食欲が低下するので、栄養不足になりがちです。冷たくてさっぱりするサラダをうどんの上に乗せれば、野菜も手軽に摂れるので暑い日が続く夏休み中の食事にもぴったりでしょう。ほぼ盛りつけるだけで済むので、調理時間も10分以内で済みますよ。

今回はトマトやレタス、コーンなどの野菜を使用していますが、お子さんが好きな野菜を使って盛り付けてあげればきっと喜んでくれるはず。お好みのドレッシングをかけて、自由にお召し上がりください。

作り方(冷凍した麺を使う場合)
  1. お湯が入った鍋に凍ったうどんを入れ、菜箸で麺をほぐす
  2. ほぐれたらすぐにお湯を捨て、水で洗い、冷めてから水気を切る
  3. ツナ缶からツナを取り出し、油を切る
  4. 乾燥わかめを水で戻しておく
  5. レタスやミニトマトを食べやすい大きさに切る
  6. お皿にうどんを盛りつけ、ツナやレタス、ミニトマト、コーン、わかめを乗せる
  7. ドレッシングを適量かけて完成

6.ぶっかけ牛肉うどん

6.ぶっかけ牛肉うどん

料理酒や砂糖、めんつゆ、しょうがで甘辛く煮た牛肉をうどんに乗せて食べるぶっかけ牛肉うどん。牛肉が入っているので、肉好きのお子さんにはたまらない一品です。牛肉を煮立たせる必要があるため、15分ほどの調理時間がかかります。

それでも牛肉が入っているだけで十分食べ応えのある料理に変化するので、忙しいときでも手軽に簡単に作れて便利です。

作り方(冷凍した麺を使う場合)
  1. お湯が入った鍋に凍ったうどんを入れ、菜箸で麺をほぐす
  2. ほぐれたらすぐにお湯を捨て、水で洗い、冷めてから水気を切る
  3. フライパンに料理酒や砂糖、めんつゆを入れ、中火で熱する
  4. 3に牛肉、しょうがを入れ、煮汁が少なくなるまで煮る
  5. お皿にうどんを盛りつけ、4を盛り付ける
  6. お好みで小口切りにしたねぎをトッピングして完成

7.肉味噌そば

7.肉味噌そば

ピリ辛の肉味噌としいたけの旨味がそばに絡んでよく合う肉味噌そば。特に肉味噌は麺類はもちろんのこと、ごはんや豆腐の上にかけても合う食材なので、使い勝手の良さもバツグンです。大量に作り置きしておけばごはんにかけたり、麺にかけたりとそれだけで2回分の料理が完成します。

肉味噌を作る工程があるのでほかの料理よりも時間がかかりますが、それでも20分ほどの調理時間で済むのが特徴です。一度に大量の肉味噌を作っておき、いろんな肉味噌料理を作ってみてはいかがでしょうか。

作り方(冷凍した麺を使う場合)
  1. お湯が入った鍋に凍ったそばを入れ、菜箸で麺をほぐす
  2. ほぐれたらすぐにお湯を捨て、水で洗い、冷めてから水気を切る
  3. しいたけの軸を切り落とし、粗みじん切りにする
  4. 中火に熱したフライパンにごま油をひき、豚ひき肉を入れて炒める
  5. 4にしいたけを入れ、全体に油がなじむまで中火で炒める
  6. 水、料理酒、コチュジャン、味噌、豆板醬、すりおろし生姜を入れ、ひと煮立ちさせ、豚ひき肉に火が通るまで煮込む
  7. 汁気が半分ほどになったら弱火にして、水溶き片栗粉を回し入れる
  8. 7を大きくかき混ぜ、全体にとろみがついたら火から下ろす
  9. 器にそばを盛り付け、8をかけてお好みで小ねぎを乗せれば完成

8.冷しゃぶサラダそば

8.冷しゃぶサラダそば

暑い日に食べたくなる冷しゃぶサラダを、そばと組み合わせることでさっぱりとした味わいになります。野菜はもちろんのこと、豚肉もたっぷりと乗っているので食べ応え十分。普段食べるようなそばとは全く違う味付けになっているので、そばが苦手なお子さんでもパクパク食べてくれるはずです。

豚肉を茹でたりする手間はかかるものの、それ以外は基本的に切って盛り付けるだけなので調理時間も10~15分ほどの短い時間で出来上がりますよ。

作り方(冷凍した麺を使う場合)
  1. お湯が入った鍋に凍ったそばを入れ、菜箸で麺をほぐす
  2. ほぐれたらすぐにお湯を捨て、水で洗い、冷めてから水気を切る
  3. 豚肉を茹で、冷水にさらす
  4. 豚肉の水気を切り、食べやすい大きさに切る
  5. きゅうりをせん切り、水菜を食べやすい長さに切る
  6. お皿にそばを乗せ、豚肉と野菜を盛り付け、冷しゃぶ用ドレッシングをかければ完成

まとめ

仕事で家をあける、子どもが長期の休み、そんなときは簡単かつ家族が喜ぶ麺料理でランチを喜ばせてあげましょう。

麺に具材をかけたり、和えたりするだけでも十分ですし、ちょっと煮たりするだけで麺に味が染みたおいしい麺料理が完成します。

作り置きする麺をお探しの場合は、茹で時間が短く、手軽に冷凍保存ができる津村製麺所の麺をお使いください。

家族で食べる場合は、生ひやむぎや生うどんがたっぷりと入った「ハーフ&ハーフ各6袋(計12袋)入り」と、生ひやむぎ・生そうめんを含む5種類の麺が入った「5種の麺まとめ買いセット計12袋入り」がおすすめ!

自宅のランチタイムに食べてみて下さいね。オンラインショップでは、津村製麺所の伝統の味をご自宅で召し上がれるように豊富な種類の麺を販売中ですので、ぜひお立ち寄りください。

まとめ
ご注文方法

TEL:0157-36-3181
公式オンラインショップ:津村製麺公式ショップ
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