もうすぐ夏休み。子どもたちが夏休みに入ると給食を食べることがなくなるため、昼ごはんを用意しなければなりません。ただでさえ、朝と夜の献立も考えるのが大変なのに、昼も作るとなるとめんどくさくなってしまいますよね。
そこで今回は創業70年以上の老舗・津村製麺所が、夏休みのお子さんの昼ごはんに悩んでいる親御さんに向けて、効率的に飽きずに子どもが食べてくれるレシピをご紹介します。夏休み中のお子さんの昼ごはんをどうするか頭を悩ませている親御さんは必見です!
目次
1週間分の献立を決めておくだけで夏休みの昼ごはんは乗り切れる
子どもの夏休みの期間は地域によって異なるものの、大体25日から40日間程度が一般的です。週にすると、3週間から5週間くらいある計算となります。
そのため、あらかじめ1週間分の献立を大まかに決めておくのがおすすめ。
そうすることで、3週間から5週間、3回〜5回のアレンジを加えるだけで夏休みの昼ごはんの献立に悩むことなく、気楽に作ることができるからです。
たとえば、月曜は丼もの、火曜日は麺類、水曜日は洋食…などという感じで曜日ごとに何を作るか決めておくだけで、ラクに献立を考えることができます。
月曜日:丼もの
丼ものは、ごはんの上に何かを乗せるだけであっという間に一品が完成します。食べ応えもバツグンなので、成長期のお子さんにもおすすめです。ここでは、比較的材料や調理工程が少ない「親子丼」と「牛丼」のレシピをご紹介します。
親子丼
◆材料(一人前)
ごはん(一人分)、鶏もも肉(150~200g)、卵(2個)、玉ねぎ (1/2個)、三つ葉(お好み)、水(1150cc)、めんつゆ(大さじ3)
- 鶏もも肉を食べやすいサイズに切る
- 玉ねぎを薄切りに、三つ葉を3cm幅くらいに切る
- ボウルに卵を割り入れ、混ぜて溶き卵を作る
- フライパンに水、めんつゆを入れて中火で熱する
- 煮立ったら鶏もも肉、玉ねぎを加えて5分ほど煮る
- 溶き卵を入れ、卵が半熟状になったら火を止め、ふたをして1分ほど蒸らす
- お皿にごはんを盛り、その上に6を乗せて三つ葉を散らせば完成
牛丼
◆材料(一人前)
ごはん(一人分)、牛切り落とし肉(100g)、玉ねぎ(1/2個)、料理酒(大さじ1/2)、みりん(大さじ1)、砂糖(小さじ1)、しょうゆ(大さじ1)、水(100cc)
- 玉ねぎをくし型に切る
- 鍋に玉ねぎ、料理酒、みりん、砂糖、しょうゆ、水を入れて熱する
- 2が煮立ったら、蓋をして中火で5分ほど加熱する
- 牛肉を加え、アクを取りながら弱火で10分加熱する
- お皿にご飯を盛り、4を乗せれば完成
火曜日:麺類
夏の暑い時期のお昼に食べる麺類は、さっぱりとする冷たい麺がおすすめ。暑くて食欲がないときにも食べやすい「アイストマト凍り卵のせぶっかけひやむぎ」と「ごまだれ冷しゃぶサラダうどん」のレシピをご紹介します。
アイストマト凍り卵のせぶっかけひやむぎ
◆材料(一人前)
ひやむぎ(一人前)、めんつゆ(お好み)、ミニトマト(10個程度)、凍り卵(1~2個)、黒こしょう(適量)
- 調理をする前日までにトマトや卵を生のまま凍らせておく
- 凍ったミニトマトとめんつゆ小さじ1杯を、フードプロセッサーでかき混ぜる
- 使用するひやむぎの袋に記載された茹で時間を参考にひやむぎを茹でる
- ひやむぎの水気を切って、お皿に盛りつける
- 凍った卵は水につけて皮を剥き、2で作ったトマトと一緒に麺の上に盛りつける
- めんつゆをかけて、黒こしょうで味を調えて完成
ごまだれ冷しゃぶサラダうどん
◆材料(一人前)
うどん(一玉)、豚肉(100g)、きゅうり(1/2本)、ミニトマト(2~3個)、レタス(20~30g)、冷しゃぶ用ごまドレッシング(お好み)
- 豚肉を茹で、冷水にさらす
- 豚肉の水気を切り、食べやすい大きさに切る
- きゅうりをせん切り、レタスを食べやすい大きさに切る
- 使用するうどんの袋に記載された茹で時間を参考にうどんを茹で、冷水で冷まし、水気を切る
- お皿にうどんを乗せ、豚肉やきゅうり、レタスを盛りつける
- ミニトマトを乗せ、冷しゃぶ用ごまドレッシングをかければ完成
水曜日:洋食
夏休み中は、一日中友達と遊んでいるというお子さんもいるのではないでしょうか。一旦お昼に戻ってきても、またすぐに出かけてしまう子も少なくありません。短い時間に昼ごはんを食べさせるならば、ワンプレートで済む料理がおすすめ。ここでは、「オムライス」と「ドライカレー」のレシピをご紹介します。
オムライス
◆材料(一人前)
ごはん(一人分)、ウィンナー(2~3本)、玉ねぎ(1/4個)、ピーマン(1/2個)、ケチャップ(大さじ2~3)、塩こしょう(少々)、サラダ油(大さじ1/2)、卵(2個)、バター(大さじ1/2)
- ウィンナー、玉ねぎ、ピーマンを1cm角に切る
- サラダ油で熱したフライパンで玉ねぎ、ウィンナー、ピーマンの順に炒めていき、火が通ったらトマトケチャップを加える
- 2にごはんを加え、ほぐしながら強火で素早く炒め合わせながら、塩こしょうで味をととのえる
- ボウルに卵を割り入れ、溶き卵を作っておく
- 別のフライパンにバターをひき、溶き卵を入れ、焼いていく
- 3のごはんを溶き卵を焼いているフライパンに入れ、卵で包み込んでいく
- 6をお皿に盛りつけ、仕上げにケチャップをかけたら完成
ドライカレー
◆材料(一人前)
ごはん(一人分)、合いびき肉(100g)、玉ねぎ(1/4個)、にんじん(1/4個)、カレー粉(大さじ1)、ケチャップ(大さじ1)、水(大さじ1)、サラダ油(小さじ1)、ウスターソース(大さじ1/2)、顆粒コンソメ(小さじ1/2)、すりおろししょうが(ひとかけ)、塩こしょう(適量)、パセリ(お好み)
- しょうがをすりおろし、玉ねぎ、にんじんはみじん切りにする
- フライパンで沸騰させたお湯で合いびき肉を湯通しし、水気を切り、バラバラにして取り出す
- フライパンにサラダ油をひき、玉ねぎ、にんじんを炒め、2を加える
- カレー粉、ケチャップ、水、ウスターソース、顆粒コンソメ、すりおろししたしょうがを入れて炒め、香りが立ってきたら塩こしょうで味をととのえる
- お皿にごはんを盛り、4をかけてお好みでパセリをかけたら完成
木曜日:パン類
市販のパンを買って、パンに具材を挟むだけでも十分立派な昼ごはんになりますよ。パン料理の中でも、子どもに人気のハンバーグや焼きそばを挟んだ「チーズハンバーガー」と「焼きそばドッグ」のレシピをご紹介します。
チーズハンバーガー
◆材料(一人前)
バンズ(1個)、合いびき肉(100~150g)、パン粉(大さじ1)、牛乳(大さじ1)、塩こしょう(少々)、レタス(1~2枚)、薄切りトマト(1枚)、スライスチーズ(1枚)
- ボウルにパン粉、牛乳を入れ軽く混ぜておき、その後合いびき肉と塩こしょうを追加して再び混ぜる
- しっかりと混ざったら、1の形を丸くととのえる
- レタスを食べやすい大きさにカットする
- フライパンに油をひき、2を入れ、焼き色がつくまで中火で焼く(反対側も)
- 焼きあがったら、バンズの中に4を入れ、スライスチーズと薄切りトマト、レタスを挟んで完成
焼きそばパン
◆材料(一人前)
コッペパン(1個)、焼きそば用の麺(一玉)、豚肉(80g)、玉ねぎ(1/4個)、キャベツ(1~2枚)、にんじん(1/4本)、中濃ソース(適量)、塩こしょう(適量)、マヨネーズ(適量)、紅しょうが(お好み)
- 玉ねぎ、キャベツ、にんじんを食べやすい大きさに切る
- フライパンに豚肉を入れ、焼き色がつくまで中火で炒める
- 2に玉ねぎ、キャベツ、にんじんを加え、野菜がしんなりするまで炒める
- 3に焼きそば用の麺と水を加え、麺をほぐし、中濃ソースと塩こしょうを入れ、味をととのえる
- コッペパンにマヨネーズを塗る
- コッペパンに5を入れ、紅しょうがを乗せれば完成
金曜日:ごはん類
丼もの以外でも、ワンプレートで済むごはん料理は意外と多いです。ここでは、「納豆チャーハン」と「ビーフペッパーライス」をご紹介します。
納豆チャーハン
◆材料(一人前)
ごはん(一人分)、納豆(1パック)、卵(1個)、にんじん(1/4本)、小ねぎ(1本)、サラダ油(適量)、鶏ガラスープの素(小さじ1)、塩こしょう(少々)
- にんじんを1cm程度、小ねぎを小口切りにカットする
- ボウルに卵を割って、混ぜておく
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、にんじんを入れ、柔らかくなるまで中火で炒める
- 2で溶いた卵を半熟になるまで炒めたら、白ごはんを投入し、再び炒める
- 納豆、小ねぎを加え、納豆の粘りがなくなるまで炒める
- 鶏ガラスープの素、納豆についているたれ、塩こしょうを加えて炒めてお皿に盛りつけたら完成
ビーフペッパーライス
◆材料(一人前)
ごはん(一人分)、牛肉(100g)、コーン(大さじ2)、バター(ひとかけ)、黒こしょう’(適量)、焼肉のたれ(適量)、サラダ油(小さじ1)、小ねぎ(1本)
- 牛肉を食べやすい大きさに、小ねぎを小口切りにカットする
- フライパンにサラダ油をひき、牛肉を焼く
- 2にごはん、コーン、バターを入れ、弱火で温めながらかき混ぜる
- 全体に火が通ったら、焼肉のたれをかけて味をととのえる
- 4をお皿に盛り、黒こしょう、小ねぎをかけて完成
土曜日:麺類
麺類は火曜日にも登場していますが、夏の暑い時期はどうしても暑さで食欲が減退しがちなので週2回ほど献立に組み込んでも問題ないでしょう。ここでは、夏にも食べやすい「野菜たっぷりぶっかけひやむぎ」と「パスタ風ひやむぎ」のレシピをご紹介します。
野菜たっぷりぶっかけひやむぎ
◆材料(一人前)
ひやむぎ(一人前)、なす(1/2個)、きゅうり(1/2本)、みょうが(1個)、青じそ(2~3枚)、おくら(3本)、だいこん(適量)、しょうゆ(小さじ1/2)、めんつゆ(お好み)
- なす、きゅうり、みょうが、だいこんを5mm角に切る
- 青じそは細かく切り、水につけてアクを抜く
- オクラは塩もみをしてから水で洗い流し、麺を茹でるために沸かしたお湯で1分茹でる
- オクラの粗熱がとれたら、5mmの輪切りにする
- オクラ以外の野菜を水切りし、切ったオクラを混ぜて、めんつゆ小さじ2杯としょうゆで味付けする
- 使用するひやむぎの袋に記載された茹で時間を参考にひやむぎを茹で、冷水でもみ洗いをする
- ひやむぎをお皿に盛りつけ、野菜を乗せ、お好みで希釈しためんつゆをかければ完成
パスタ風ひやむぎ
◆材料(一人分)
ひやむぎ(一人前)、オリーブオイル(大さじ1)、麺つゆ(大さじ1杯半)、水(100mL)、小ねぎ(適量)、輪切り唐辛子(お好み)
- フライパンに麺つゆと水100mLを入れて沸騰させ、ボウルなどの別容器に移す
- 使用するひやむぎの袋に記載された茹で時間をもとに鍋でひやむぎを茹で、水で洗う
- フライパンでオリーブオイルを熱し、2を加えて絡める
- 3に、1を加えて麺つゆを吸わせながら加熱する
- 4にみじん切りにした小ねぎと輪切り唐辛子を加えて、お皿に盛れば完成
日曜日:市販のもの or 外食
家族が全員揃うことの多い日曜日は、昼ごはんを用意するのをお休みにしてもいいでしょう。夏休み中毎日ずっと昼ごはんを作り続けていては、料理を作るお母さんやお父さんも疲れてしまうはずです。
市販のものを買って食卓に並べて食べるのもいいですし、思い切って家族全員で外食に行ってみるのもおすすめ。夏休みという長期休みのどこかのタイミングで料理をしない曜日を作ることで、普段料理をしているお母さんやお父さんたちの息抜きにもなるでしょう。
まとめ
学校の給食を食べることのない夏休みは、お子さんの昼ごはんに何を用意するか悩んでしまうことが多いです。しかし、あらかじめ曜日ごとに大まかなメニューを決めておくことで、献立を考えるのがラクになりますよ。
また、夏休み中は暑い日が続くので、食欲が低下してしまうこともあります。
そんなときは、喉ごしがよく、つるっと食べることのできる麺類を取り入れるのがおすすめです。麺類といっても、そのバリエーションは豊富で、ラーメンやうどん、そば、ひやむぎ、そうめんなどがありますので、これらの味付けを変えてローテーションするだけでも、あっという間に料理が一品出来上がります。
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