猛暑を撃退！夏バテに効果的な食べ物を紹介！疲れ知らずの体になるおすすめ麺料理6選

ここ数年で劇的に変化した日本の夏。早いところでは、5月中に最高気温が30度を超える地域も出てくるほどです。特に7月初旬から8月下旬の猛暑の時期になると暑さのピークを迎える時期でもあるため、夏バテになる人も少なくありません。

夏バテになると体がだるくなるのはもちろんのこと、食欲も失いがちですよね。しかし、何かしら食べないと体力が続かなくなってしまうので、きちんとした食事を摂ることが大切です。そこで今回は創業70年以上の老舗・津村製麺所が、夏バテに効果的な食べ物をご紹介します。

夏バテに効果的な食材

夏バテに効く食べ物は意外と多いです。一般的に、どんな食材が夏バテに効果があるのかを確認しておきましょう。

これらは、いずれも夏バテに効果的だと言われている食材です。特に疲労回復効果が見込める豚肉やうなぎには、ビタミンB1が豊富に含まれているので夏バテ予防にはうってつけです。また、汗をかいたときに必要となるカリウムが含まれたトマトやきゅうり、新陳代謝を活発にするクエン酸を含む梅干しなども、体に大事な栄養素がたっぷりと詰まっています。

夏バテに効果的な食材を活かした麺料理レシピ6選

暑さでなかなか食事が喉を通らないときは、食欲がないときでも食べやすい麺料理がおすすめです。ここでは、上記の食材を使った簡単な麺料理レシピをいくつかご紹介します。

1、アイストマト凍り卵のせぶっかけひやむぎ

「アイストマト凍り卵のせぶっかけひやむぎ」は、暑い夏の時期にぴったりの一品です。凍ったトマトのシャリシャリとした食感が口当たりをさっぱりとさせるので、食べたときに爽快感も感じることもできます。また、トマトに含まれるリコピンという成分が夏バテや紫外線から体を守ってくれますよ。

◆材料（一人前）

ひやむぎ（一人前）、めんつゆ（お好み）、ミニトマト（10個程度）、凍り卵（1～2個）、黒こしょう（適量）

2、だし野菜ぶっかけひやむぎ

夏バテに効果的なきゅうりやおくらをたっぷりと使った「野菜たっぷり！だし野菜ぶっかけひやむぎ」。カリウムと水分を豊富に含むきゅうり、ペクチンを含むおくらが入っているので夏場に弱りやすい胃腸を整え、暑い夏を乗り切るのにぴったりな一品です。また、なすは意外と知られていませんが、実は約94％が水分という驚きの食材。汗をかいて不足しがちな水分を補ってくれますよ。

◆材料（一人前）

ひやむぎ（一人前）、なす（1/2個）、きゅうり（1/2本）、みょうが（1個）、青じそ（2～3枚）、おくら（3本）、だいこん（適量）、しょうゆ（小さじ1/2）、めんつゆ（お好み）

3、梅にゅうめん

夏の暑さを凌ぐため、アイスやかき氷など冷たいものを摂りすぎてしまったときは温かい「梅にゅうめん」を食べて体を温めましょう。温かい麺料理は胃腸に負担をかけにくいですし、手軽に水分も摂れるので、胃腸が弱っているときにもおすすめです。さらに、梅干しには新陳代謝を活発にするクエン酸以外にも、免疫力を高めるビタミンCが含まれています。

◆材料（一人分）

ひやむぎ（一人前）、めんつゆ（適量）、鶏むね肉（80g）、梅干し（2～3個）、片栗粉（適量）、塩（少々）、料理酒（小さじ1）

4、豚肉たまねぎ乗せひやむぎ

疲労を回復させたいとき、スタミナをつけたいときにおすすめの豚肉を使った「豚肉たまねぎ乗せひやむぎ」も、暑い夏にぴったりな一品です。麺以外の食材も豚肉と玉ねぎだけと非常にシンプル。調理も手軽なので、台所に立つ時間を短くしたいときに作る料理としてもおすすめです。

◆材料（一人前）

ひやむぎ（一人前）、めんつゆ（大さじ1）、豚バラ肉（お好み）、玉ねぎ（1/4個）

5、しじみラーメン

ビタミンやミネラルなどの栄養素に加え、オルニチンという成分を含んだしじみを使った「しじみラーメン」も暑い夏におすすめです。特にビタミンB2、ビタミンB12はたんぱく質や糖質、脂質といった栄養素をエネルギーに変換する働きが期待できるため、夏バテ対策にも有効ですよ。

◆材料（一人前）

ラーメン（一玉）、砂抜きの済んだしじみ（適量）、水（350cc）、料理酒（大さじ1）、薄口しょうゆ（小さじ1/2）、塩（小さじ1/4）、ごま油（小さじ1）、わかめ（お好み）、小ねぎ（適量）

6、うなぎそうめん

夏バテ防止に役立つ食材として代表的なうなぎ。そんなうなぎを使った麺料理として「うなぎそうめん」があります。ビタミンB1、ビタミンB2、カリウムなどの栄養素を豊富に含んでいるので、夏バテ対策におすすめです。うな重もいいですが、もっとあっさりした食事にしたいならそうめんに乗せて食べてみてはいかがでしょうか。

◆材料（一人前）

そうめん（一人前）、めんつゆ（100ml）、うなぎの蒲焼（一串）、青しそ（1枚）、卵（1個）、砂糖（小さじ1）、塩（少々）

夏バテにならないための対策

夏バテにならないための対策として、食事に気を遣うことも大切ですが、生活面での過ごし方にも気を配るようにしましょう。

たとえば、いくら暑いからといってクーラーや扇風機などで身体を冷やしすぎてしまわないように注意することが大切です。室内外の激しい温度差は、自律神経のバランスの乱れを引き起こす原因になりかねません。冷たい風が直接当たると体が冷えすぎてしまうため、羽織るものを用意するか、風向きを調整するなどの対策をしましょう。

熱中症の予防のためにも、こまめに水分・塩分などを摂ることも忘れてはいけません。水分補給をする際は、のどが渇いたと感じる前にこまめに摂取することが大切です。特に屋外にいるときや運動をしているとき、入浴後などには必ず水分を補給するようにしましょう。

まとめ

猛暑が続く夏の時期は、どうしても食欲がなくなってしまいがちです。そんなときこそ手軽に食べられる麺料理と夏バテに効果的な食べ物を摂取して、夏バテを乗り切るのがおすすめです。

今回は夏バテに効果的な食べ物の代表例をご紹介しましたが、ほかにもたくさんの食材がありますので、自分の好きな食材を使って麺料理を作ってみてはいかがでしょうか。

ひやむぎを中心としたレシピをご紹介しましたが、麺を変えるだけでもまったく違う麺料理になるので、ぜひお好みの麺を使って試してみてくださいね。

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