「生ラーメンを使って本格的な味を家庭で楽しみたい」「スープのレシピや美味しい食べ方が知りたい」そんな方も多いのではないでしょうか?
家庭でも専門店のような本格的なラーメンが楽しめたら食事がより一層楽しくなりますよね。
実は、基本のスープ作りさえ押さえれば、家庭でも30分以内に専門店のような味わいを実現できます。醤油、味噌、塩の基本3種に加え、油そばや鍋の締めまで、様々なアレンジも可能です。
本記事では、基本のスープの作り方から、時短レシピ、アレンジメニューまで、生ラーメンの美味しい調理法を詳しく紹介。
食事が楽しくなる幅広く活用できる生ラーメンの魅力を存分にお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
生ラーメンをおいしく作ろう!基本のスープの作り方
生ラーメンを美味しく仕上げるには、スープ作りの基本を押さえることが重要です。
一般的なラーメン店では8時間以上かけるスープ作りですが、家庭では適切な材料選びと調理手順を踏むことで30分以内に、本格的な味わいを実現できます。調味料を変えることで、素材の旨味を最大限に引き出したり、スープにアクセントを加えることも可能。
材料選びや調理手順を知ることで、家庭でも本格的な生ラーメンを楽しむことができるでしょう。
以下の見出しでは、家庭でできる生ラーメンを使ったレシピを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【醤油味】生ラーメンの作り方
醤油ラーメンの美味しさは、シンプルな醤油ベースのスープと中華麺の絶妙なバランスです。スープは、鶏ガラの素やごま油を組み合わせることで、店舗に足を運んだかのような本格的な味わいを実現できます。
また、チャーシューやメンマ、青ネギなどの具材から出る旨味成分がスープに溶け出すことで、より深い味わいを生みだします。
麺、スープ、調味料、トッピングを適切に組み合わせることが、家庭で本格的な醤油ラーメンを楽しむための秘訣です。
材料
中華麺 | 1袋 |
チャーシュー | 2枚 |
煮卵 | 1個 |
メンマ(味付き) | 適量 |
長ねぎ | 適量 |
スープ用調味料
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 |
ごま油 | 小さじ1 |
しょうゆ | 大さじ1 |
必要な道具
- 鍋
- 包丁
- 計量スプーン
手順
- 長ねぎは小口切り、煮卵は半分に切る
- 鍋に水300ccを入れ沸騰させ、中華麺を表示通りに茹でる
- 器にスープ用調味料を混ぜ合わせ、茹でた麺を加える
- チャーシュー、煮卵、メンマ、ねぎをトッピングして完成
【味噌味】生ラーメンの作り方
今回紹介する味噌ラーメンレシピの魅力は、15分程度の調理時間で店舗のような本格的な味わいを実現できる手軽さです。
味噌に含まれる大豆由来のアミノ酸が短時間で旨味を引き出し、もやしやキャベツのシャキシャキした食感は味噌の濃厚さを爽やかに。また、豚バラ肉からは脂と旨味成分が溶け出し、味噌のコクを深めてくれます。
豆板醤や黒コショウも加えることで味噌の濃厚さに刺激が加わり、食欲をそそる一杯に。自宅で作る味噌ラーメンは調理の手軽さと、野菜、お肉、調味料のバランスにより、家庭でも満足度の高い一杯を実現できます。
材料【2人前】
中華麺 | 2袋 |
キャベツ | 1/4個 |
もやし | 1袋 |
鶏ひき肉 | 150g |
にんにく | 1かけ |
ねぎ | 1本 |
ごま油 | 小さじ1 |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
スープ用調味料
水 | 600cc |
みそ | 大さじ4 |
鶏がらスープの素 | 大さじ1 |
豆板醤 | 小さじ1 |
必要な道具
- 鍋
- まな板
- 包丁
- 計量スプーン
手順
- キャベツは食べやすい大きさに切り、にんにくと長ねぎはみじん切りにする
- フライパンでにんにくを炒め、鶏ひき肉を加えて色が変わるまで炒める
- キャベツを加えて炒め、調味料を入れて味を調える
- もやしを加えて軽く炒める
- 別鍋で中華麺を茹でる
- スープと具材を注ぎ、最後に刻みねぎをのせて完成
【塩味】生ラーメンの作り方
塩ラーメンは、素材本来の味わいを引き立てる上品な塩味をいかに表現できるのかが大切です。
今回、スープと一緒に煮込む鶏胸肉は、塩味のスープでじっくりと火を通すことでしっとりとした食感に仕上がります。シンプルな塩味のスープは、鶏の旨味を邪魔することなく、むしろ際立たせてくれます。鶏ガラスープを土台にした塩味は、柚子胡椒などの調味料を加えることで爽やかな風味の変化を楽しむことができます。
また、もやしやキャベツなど、好みの野菜を追加することで、シャキシャキとした食感とともに色取り豊かな一杯にアレンジできます。
今回紹介したように、塩ラーメンは素材の味わいを活かしながら、変化も楽しめる一品です。
材料【2人前】
中華麺 | 2袋 |
鶏胸肉 | 150g |
塩☆ ※鶏肉下味用 | 小さじ1/4 |
砂糖☆ ※鶏肉下味用 | 小さじ1/4 |
長ネギ | 10cm(30g) |
水菜 | 30g |
半熟ゆで卵 | 1個 |
糸唐辛子 | 少々 |
スープ用調味料
水 | 700cc |
酒 | 大さじ4 |
塩 | 大さじ1 |
こしょう | 小さじ1 |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 |
長ねぎ(青い部分) | 10cm |
しょうが(薄切り) | 2枚 |
必要な道具
- 鍋
- まな板
- 包丁
- 計量スプーン
- ラップ
手順
- 鶏肉に☆の下味をつけ、ラップで包んで10分置く
- 水菜は4cm幅に切り、ねぎは白髪ねぎを作る
- ※芯は取っておく
- 鍋にスープ用調味料と鶏肉を入れて強めの中火で煮立て、アクを取り除く
- ふたをして弱火で10分煮る
- 火を止めてねぎ、しょうが、ねぎの芯を取り除く
- 鶏肉を取り出し、ラップをして粗熱をとる
- 鶏肉を3〜5mm幅程度の食べやすい大きさに切る
- 別鍋で中華麺を茹で、器に盛り付ける
- スープを注ぎ、具材をのせたら完成
生ラーメンで作る絶品醤油ラーメンアレンジ
煮干しを使った醤油ラーメンの魅力は、深い旨味と香り高い風味の組み合わせです。
煮干しでとった出汁は、塩分濃度が高い醤油と相性が抜群で、コクのある奥深い味わいを生み出します。ただし、煮干しの頭とはらわたを丁寧に除かないと不必要な苦みを加えてしまうので注意が必要です。
また、すりおろしたにんにくとしょうがを加えることで、香りに層が生まれ、より豊かな風味を楽しむことができます。
具材はメンマや青ネギなどシンプルなものを選ぶと、煮干し出汁本来の味わいを存分に味わえます。
シンプルな材料と手法を極めることが、奥深い味わいの醤油ラーメンの実現には大切です。
材料【2人前】
中華麺 | 2袋 |
メンマ | 適量 |
チャーシュー | 適量 |
青ネギ | 適量 |
サラダ油 | 50cc |
スープ用調味料
水 | 1000cc |
煮干しパック | 3個 |
干し椎茸 | 1個 |
昆布 | 10cm |
醤油 | 100cc |
日本酒 | 40cc |
砂糖 | 大さじ1 |
必要な道具
- 鍋
- まな板
- 包丁
- 計量スプーン
手順
- 水1000ccに煮干しパック、干し椎茸、昆布を入れて火をつけてしばらく放置する
- 沸騰前に昆布を取り出し30分程煮る
- カエシは、醤油と日本酒を鍋で沸かしてアルコールを飛ばす
- 香味油は、サラダ油にネギをいれて香りを移す
- 煮干しパック、干し椎茸を取り出し、調味料を全て加える
- 小ねぎは小口切りに、チャーシューは薄切りに切る
- 麺を茹で、器に盛り付ける
- スープを注ぎ、具材をのせたら完成
生ラーメンが大変身!? 簡単油そばレシピ
今回紹介する油そば最大の魅力は、ごま油の香ばしさと豆板醤の辛みが混ざり合う濃厚な味わいです。
汁なしスタイルだからこそ、タレと具材の味わいが麺に直接絡み、一般的なラーメンとは異なる食感と風味を楽しめます。卵黄を加えることで、豆板醤の辛みが程よく中和され、まろやかな味わいへと変化。
また、酢を追加することでより爽やかな味わいにもできます。油そばは濃厚な味わいと、アレンジによる味の変化を楽しめる、一品です。
材料【2人前】
中華麺 | 2袋 |
豚肩ロース薄切り肉 | 60g |
焼き海苔 | 1/2枚 |
ねぎ | 5cm |
黄身 | 2個 |
スープ用調味料
めんつゆ[3倍濃縮] | 大さじ1 |
オイスターソース | 大さじ1 |
酢 | 小さじ1 |
しょうゆ | 大さじ1 |
豆板醤 | 小さじ1/4 |
ごま油 | 大さじ2 |
必要な道具
- 鍋
- まな板
- 包丁
- 計量スプーン
- ボウル
手順
- ねぎは薄く輪切りにし、焼きのりは細かくちぎる
- 鍋で豚肉をさっとゆでて水気を切る
- 同じ鍋で中華麺を表示時間通りにゆで、水気を切る
- ボウルで麺と調味料をよく混ぜ合わせる
- 器に盛り、豚肉、のり、ねぎをのせる
- 中央に卵黄をの
忙しい時にパパッと作れる!生ラーメン簡単レシピ
忙しい日常でも本格的な味わいを楽しめる、今回の生ラーメンレシピは10分で完成する手軽さが魅力です。
味の決め手となる生卵を加えることで、スープ全体がまろやかになり、短時間の調理でも深みのある味わいを実現できます。
また、細ネギなどのシンプルな具材を選ぶことで、生ラーメン本来の味わいを存分に楽しめます。
香ばしい香りを追加したい場合は、ごま油を加えるのもおすすめ。このように、たった10分という短時間で、満足度の高いラーメンを楽しめるのは嬉しいですよね。
材料【1人前】
中華麺 | 1袋 |
細ねぎ(刻み) | 適量 |
刻みのり | 適量 |
黄身 | 2個 |
スープ用調味料
めんつゆ[3倍濃縮] | 大さじ1 |
豆板醤 | 小さじ1/4 |
ゆで汁 | 大さじ3 |
必要な道具
- 鍋
- 計量スプーン
- ボウル
手順
- 鍋に湯を沸かし、中華麺をほぐしながらゆでる
- 麺の水気を切って器に盛る
- ボウルスープの材料を入れて混ぜる
- 麺の上に細ねぎ、刻みのりをのせる
- 中央に黄身をのせる
- たれを回しかける
〆は生ラーメンで決まり!絶品鍋レシピ
鍋の締めに食べる生ラーメンは、具材の旨味が凝縮された出汁が美味しさの秘訣です。鍋料理の過程で野菜やお肉から溶け出した旨味成分が、スープに深い味わいを与えます。
また、ごま油の香ばしい香りを追加することで、長時間煮込んだ出汁に新たな風味を加え、食欲を刺激してくれます。
鍋の締めの生ラーメンは、長時間かけて煮込んだ具材の出汁の旨味と麺が絡み合う家庭でできる贅沢な一品です。
材料【4人前】
キャベツ | 6枚(250g程度) |
玉ねぎ | 1個 |
チンゲン菜 | 2株 |
しいたけ | 4枚 |
しめじ | 1/2株 |
厚揚げ | 2枚(1枚150g) |
豚バラ薄切り肉 | 200g |
しょうが | 1/5かけ(チューブは小さじ1/3) |
にんにく☆ | 2かけ(チューブは小さじ2) |
水☆ | 1000cc |
しょうゆ☆ | 大さじ2 |
みりん☆ | 大さじ3 |
塩☆ | 小さじ1/2 |
鶏ガラスープの素☆ | 大さじ1と1/2 |
だしパック(焼きあご入り)☆ | 1パック |
鶏ひき肉♡ | 150g |
片栗粉♡ | 大さじ2 |
塩♡ | ひとつまみ |
必要な道具
- 土鍋または大きめの鍋
- 計量スプーン
- ボウル
手順
- 材料を準備する
- キャベツ:ざく切り
- チンゲン菜:半分の長さ、根元部分を縦に8等分し根本を優しく洗い、水気を取る。
- 玉ねぎ:1/4はみじん切り、3/4は2cm幅のくし切り
- しいたけ:石づきを切り落とし、飾り切り、または4等分。
- 豚バラ薄切り肉:7cm幅に切りそろえる。
- しょうが、にんにく:すりおろす。
- スープ☆を鍋に入れ沸かす。
- 【鶏団子】♡と、おろししょうが、玉ねぎ(みじん切り)をボウルに入れ粘り気が出るまでよく練る
- スープが沸いたら、鶏団子を丸めながら入れる。(1つ直径4cm程度。)浮いてきたら一度取り出す
- だしパックは取り出す
- 鍋にキャベツ、玉ねぎ(くし切り)、チンゲン菜の根元部分、しいたけ、しめじ、厚揚げを入れ蓋をして中火で7分煮込む
- 中火で加熱し、真ん中を空けて豚バラ薄切り肉を加え菜箸で動かしながら火を通す
- チンゲン菜の青い部分を加え蓋をして2分弱火で加熱して完成。
まとめ
手軽さと本格的な味わいを兼ね備えた生ラーメンは、毎日の食事に幅広く活用できる優れた食材です。
特に、津村製麺所の「オホーツクの小麦畑」は、北海道オホーツク産の「春よ恋」小麦を100%使用した、こだわりの生ラーメン。寒暖差の激しい環境で育った小麦は、豊かな風味が強く食欲を増進させます。
また、付属のホタテ白湯スープは、小麦の香りとホタテの風味が混ざり合い、北海道らしい上質な一杯を作り出します。
調理方法もシンプルで、茹で時間はわずか1分30秒から2分。茹で上がりの麺にスープを合わせれば、本格的な味わいのラーメンが完成します。また、今回紹介したレシピのようにスープを変えたり、野菜を加えるのもおすすめです。
創業70年以上の実績と確かな技術が作りだす、贅沢な生ラーメンは、津村製麺所のオンラインショップでご購入いただけます。ご家庭で本格的な麺料理を楽しみたい方は、ぜひ一度お試しください。
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