ひやむぎに限らず「麺をお弁当にできたら便利なのになぁ」と思ったことはないでしょうか。
お弁当を作るとなると、数種類のおかずを準備し、見た目や味のバランスも考えると毎日作るのは億劫になりますよね。
ひやむぎ弁当の作り方を覚えておくだけで、面倒なお弁当作りもお手軽にでき、喜ばれやす麺類がお弁当だと食べる人にも喜んでもらえるでしょう。
そこで今回は、毎日ひやむぎを作り、専門店も構える「津村製麺所」がひやむぎ弁当を美味しく持っていくコツを紹介します。
お弁当作りの参考にしてみてくださいね。
目次
ひやむぎ弁当の作り方
お弁当用ひやむぎの作り方
- ひやむぎを袋に書かれた通りの時間で、たっぷりの水を使って茹でる。
- 氷水にごま油を小さじ1程度入れてまぜる。
- ②で用意した氷水に茹で終わったひやむぎを入れて、麺のぬめりをとる。 一口分のひやむぎを指やフォークに巻き付けて水気を絞りながら、丸くしたひやむぎをお弁当箱に入れる。 大葉やシソの葉・レタス・キュウリなどをひやむぎの間に入れる。 他のおかずは別容器に入れ、麺つゆを用意して完成。
お弁当用のひやむぎとなると、茹でる時間を短くしたり、何か塩や酢など「なにか特別なものを入れないと…!」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、家で食べる時もお弁当に入れる時も、ひやむぎの茹で方は同じです。
盛り付け方法も一口サイズに必ずしもする必要はありませんし、専用のお弁当箱を用意する必要もないため、気軽にひやむぎ弁当を作ってみて下さい!
ただ、美味しいひやむぎの茹で方をご存じない方も多くいらっしゃいますので、ひやむぎを美味しく茹でる際のポイントもご紹介します。
茹でる時のポイント
- たっぷりの水が入る鍋を使って、大量の水で茹でる。
- 茹で終わった後にしっかりと洗う。
ひやむぎの美味しい茹で方や、美味しいひやむぎの選び方から知りたい方は、「「ひやむぎ」に迫る!プロが教える食べ方・レシピ・他の麺との違いとは」をご覧ください。
ひやむぎをお弁当箱に入れる2つのポイント
ひやむぎ弁当の作り方をご紹介しましたが、特にどの点に気を付ければ美味しいひやむぎ弁当を作れるのか、コツも詳しくご紹介します。
もともとひやむぎなどの麺類がお弁当に難しい理由は、ベチャッと感がしたり、麺同士がくっついたりすることにあります。
ひやむぎをお弁当に入れる時は、水気を十分にとってひやむぎ同士のくっつきを防止しなくてはいけません。ここでは、水気のとり方と麺同士のくっつきを防止する方法をご紹介します。
ポイント①:水気を十分にとる方法
ひやむぎをお弁当に入れるためには、水気を十分にとってください。
お弁当は温度が上がりやすいため、雑菌が繁殖してしまったり、ぬるくなったり、余分な水分で麺がふやけてしまったりと、とにかく美味しくないひやむぎになります。
そのため、氷水で麺を洗った後に「フォークや指で麺を巻きつけて、水分を拭き取る」必要があります。
水気をとる際には、麺が切れないように気を付けながら水気を切ってください。キッチンペーパーなどで水分を吸わせてもOKです。お弁当箱に水滴が付かないようにできていれば大丈夫です。
また、ひやむぎの薬味として、天かす・刻みのり・ごまなどをお弁当に入れると湿気や水気を吸収してくれるため、おすすめです。
ポイント②:ひやむぎ同士のくっつきを防止する
ひやむぎをお弁当に入れるためには、麺同士のくっつきを防止する対策が必要です。
ひやむぎ同士のくっつきを防止するためには麺を油でコーティングし、一口サイズにしたひやむぎの間に仕切りを使うと、くっつきが防止できるでしょう。
具体的にはごま油を入れた氷水でひやむぎのぬめりをとるとコーティングができます。仕切りには、大葉やシソの葉・レタス・きゅうりなど、ひやむぎの薬味をや置かずになる食べ物を使うといいでしょう。
仕切りは、特に大葉やシソの葉は抗菌作用があるため、雑菌の繁殖がしやすいお弁当に向いています。仕切りもキッチンペーパーなどを使い、水気を切って使うと良いでしょう。
ひやむぎ弁当の麺つゆを持っていく方法
ひやむぎの麺を持っていく際、めんつゆの用意が必要です。
麺つゆは、ひやむぎに付属している小分けパックがあるなら、パックのまま持って行っても大丈夫です。
ただ、多くの方は自家製のもの、市販の麺つゆを希釈して使っているので、希釈した麺つゆの持っていき方をご紹介します。
冷たい麺つゆをお弁当に持っていく方法
- 希釈した麺つゆをペットボトルの5~8割程度入れる。
- ①を冷凍庫に1時間入れる。(ペットボトル内の2~3割程度が凍る程度)
- お弁当袋に保冷剤・お弁当箱・凍らせた麵つゆを入れて、完成。
冷たい麺つゆをお弁当に持っていく方法をご紹介しましたが、温かいひやむぎが食べたい場合は、魔法瓶など保温性の高い容器に温かい麺つゆを入れるといいでしょう。
ただし、熱に弱いお弁当箱もあるため、耐熱性のお弁当箱を用意してください。
ひやむぎ弁当に適した薬味
ひやむぎをお弁当にした場合、味変が難しいですよね。ひやむぎは麺つゆだけでは飽きてしまいがちなため、事前にひやむぎに合う薬味を用意しておきましょう!
ひやむぎ弁当に合う薬味
- ショウガ
- ワサビ
- ミョウガ
- 大葉
- ネギ
- ごま
ひやむぎは淡白な味付けのため、ひやむぎに合う薬味は他にもたくさんありますが、ひやむぎ弁当用の薬味となると、水気がなく抗菌作用がある薬味がピッタリです。
ミョウガ・大葉・ごま・ショウガ・ミョウガなどは水気を吸収し、抗菌作用があるため特におすすめ。
さらに、冷蔵庫に常備しているワサビ・ネギなどもいいでしょう。
また、お弁当用に限らずひやむぎに合う薬味を探したい方は、「いつもと違う味に!製麺所がひやむぎに合う薬味を紹介します」を参考にしてみてください。
ひやむぎ弁当に合うおかず
ひやむぎ弁当は、ひやむぎだけをランチにしてもいいですが、栄養の偏りが気になる方はおかずを別容器でつけると良いでしょう。
別容器にする場合は、お弁当として王道な玉子焼き・ウインナー・ミートボール・ザンギなどはもちろん、晩御飯で余ったおかずなどを入れても良いですね。
容器を分けたくない方は水分が少ないおかずにしましょう。錦玉子・きゅうり・ハム・トマトなどの冷やし中華の具のような色鮮やかなおかずが映えます。
ひやむぎ弁当だからといって、いつもとおかずを変える必要はありません。作りやすく、お弁当作りを継続できるおかずを用意しましょう。
まとめ
津村製麺所がひやむぎ弁当の作り方・コツをお伝えしました。
もともと津村製麺所では生ひやむぎが有名で、普段から津村製麺所の生ひやむぎを定期購入されている方がいらっしゃるほど、ご好評いただいております。
特に、津村製麺所のこだわりが詰まった『無敵の切麦-オホーツク生ひやむぎ-』は、2015ミラノ国際博覧会に出品し、北のハイグレード食品にも選出され、様々なテレビでも紹介されました。
『無敵の切麦-オホーツク生ひやむぎ-』のこだわりポイント
- 北海道オホーツク管内にある清里町産の小麦を使用
- オホーツクブランド認定はもちろん、北のハイグレード食品にも認定されている
- ミネラル豊富な塩『46億年』を使用
- 日本初の『アゴ本枯節のめんつゆ』付き
こだわった生ひやむぎを食べたい方には自信をもっておすすめできる一品です。
ぜひ、美味しいひやむぎを食べたいという方は、津村製麺所の生ひやむぎをご賞味ください。
こだわりぬいた、いつもと違う生ひやむぎをお届けいたします。
津村製麺所のひやむぎをみる弊社の麺を食べた感想もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。