温かい麺料理を種類ごとに紹介!製麺所がおすすめする冬にうってつけの御馳走とは

温かい麺料理を食べたい!と思っても、選択肢が広すぎて何を作ろうか悩んでしまいますよね。

そこで、温かい麺料理向きの麺ごとに、料理をご紹介します。

寒い時期になると恋しくなる温かい麺料理を、ぜひ冬にこそ食べたくなる料理で召し上がってみてください。

うどん

うどんは冷凍の麺として慣れ親しんでいる方も多いのではないでしょうか?

冷たく食べても温かくして食べても美味しいうどんですが、冬はやっぱり温かいうどんを食べたいですね。

王道から普段はあまり作らないような、温かいうどんレシピを3つご紹介します。

1、厚切り豚バラのカレー南蛮うどん

1、厚切り豚バラのカレー南蛮うどん

厚切りの豚バラ肉と大きめに切ったおネギをあしらった、カレーうどんがおすすめ。

カレーうどんは汁であるカレーを跳ねずに食べるのが難しいですよね。具を沢山にしてしまうと食べ疲れてしまうこともあるため、実は具の種類は少ない方がおすすめです。

大きめに切られた厚切り豚肉から出てきた脂にカレー粉を溶かすと、それだけで香りが増します。水溶き片栗粉を使用して粘り気が増したカレーうどんは、カレーの香辛料とうどんの温かさでずっと身体がぽかぽか!

冬の甘さが増した長ネギが良いアクセントになりますよ。

「厚切り豚バラのカレー南蛮うどん」のレシピを見てみる

2、冬のご馳走といえば「鍋焼きうどん」

2、冬のご馳走といえば「鍋焼きうどん」

鍋焼きうどんは具材を豪勢にしようと思えば思うほどご馳走になります。

鍋焼きうどんは見た目の豪華さとは裏腹に、いっしょくたに煮る料理のため具のほとんどは切って入れるだけでできる簡単な料理です。

面倒なポイントといえば、土鍋やガスコンロを出すところでしょうか?しかし、それらは年末年始にも活躍するため、「早めに出しちゃおう」程度に考えればそれほど苦になりにくいでしょう。

材料も、たまご・長ネギ・かまぼこ・シイタケ・えのき・油揚げ・葉野菜と、余りやすい具材を何でも入れて作れる、冷蔵庫の掃除にもピッタリ!

もう少し豪華さをプラスしたい方は、大きめのエビやお肉を入れれば完璧です。うどんは面倒な時は冷凍のものを使っても良いですし、頑張れるときは生麺や乾麺を1度茹でて戻した麺を使いましょう。

意外と簡単に作れる温かい、鍋焼きうどんは野菜の切れ端が多くなってきた時におすすめです。

3、水をできるだけ使わずに作りたい!「あたたかクリーム明太うどん」

3、水をできるだけ使わずに作りたい!「あたたかクリーム明太うどん」

クリーム系の料理は難しいか、めんどくさいと思っている方は多いのではないでしょうか?実はクリームの汁は水を使わずに作れるため、作り手に優しい料理です。

特に牛乳を家庭であまり使わない方ほど、難易度が高く感じられるかもしれませんが、実は1人前を作るのに牛乳は200〜300ml程度あれば十分です。

つまり、クリーム系の料理2〜3人前を作ろうと考えたら、1Lの牛乳の半分近くは使います。2回分クリーム系の料理を作れば消費できるため、案外気軽に牛乳を使いきれるんです。

白出しの優しい出汁とみりんで甘さを調整してバターをフライパンで溶かせば、後は牛乳を混ぜるだけで明太子にも合う和風クリームが出来上がります。

寒い日は水をあまり使いたくはないですよね。凍えるような寒い日にこそ、牛乳・出汁・みりんで簡単にクリーム系うどんを作っちゃいましょう。

クリーム明太うどんは、麺を茹でる時にしか水を使わない、寒い日にも作りやすい麺料理です。

ラーメン

寒い時期になると、ラーメン屋さんの臭いや湯気に釣られそうになることもしばしば。誘惑を断ち切れてもしばらくはラーメンの臭いが鼻の奥に来るぶっているでしょう。

そこで、家でも簡単に作れるラーメンをご紹介します。

1、うまい!辛い!でぽっかぽか「担々麵」

1、うまい!辛い!でぽっかぽか「担々麵」

担々麺は、ごま油の香り高さとひき肉の甘い脂が余すことなく食べられる、カロリーが必要な冬にピッタリな麺料理です。

豆板醤・酢・醤油・砂糖・生姜・ごま油などに水を加えてひと煮立ちさせると、辛みの効いた美味しいスープができ上がります。さらに辛さを加えたい方は唐辛子や鷹の爪を入れて調節ができるため、入れてみてください。

スパイスが好きな方は、加えるスパイスによって個性が出せるため自分が好きな担々麵スープを作れるかもしれません。

担々麺は寒い冬に丁度良い、身体に残る温かい麺料理です。

2、骨から出汁をとる自宅でできる!簡単本格「鶏ガラスープのラーメン」

2、骨から出汁をとる自宅でできる!簡単本格「鶏ガラスープのラーメン」

自宅で本格的なラーメンを作りたいと考えても、「鶏ガラってどこで売っているんだろう?」と、まず材料集めの段階で悩んでしまいますよね。

そこで、おすすめは鶏の手羽先・手羽元を食べた後に残った骨です。実は海水と同じ濃度の食塩水に10〜20分ほど漬けてグリルで焼くだけでもおいしいのですが、残った骨はラーメンのスープにもなります。

鶏骨とたっぷりの水を鍋に入れて火にかけ、水が減ったころに追加する工程を繰り返して数時間煮込むと、鶏の出汁がたっぷり入ったスープが出来上がります。拭きこぼれることが少ないため、夕飯の後ののんびりした時間に本でも読みながら待っていればすぐですよ。

骨を取り除いたスープに鶏白湯の素や鶏ガラスープを入れ、醬油・みりん・塩コショウ・しょうが・にんにくなどで味を調えれば、立派なラーメンのスープになるでしょう。

普段はゴミになりやすい鳥の骨をリサイクルできる簡単本格鶏ガラスープのラーメンは、寒い冬に外に出なくても作れるおすすめの料理です。

3、具沢山でトロトロぽっかぽか!「具沢山ちゃんぽん」

3、具沢山でトロトロぽっかぽか!「具沢山ちゃんぽん」

ちゃんぽんは麺のスープがトロトロとしていて濃い、温かさが残りやすい冬におすすめの麺料理です。

キャベツ・にんじん・ちくわ・豚肉など、冷蔵庫にある材料を具にできます。スープは鶏ガラに牛乳を混ぜ、醤油・塩コショウ・ごま油で味を調えれば中華風のごま油が香る美味しいスープになります。

ちゃんぽんの野菜を入れれば入れるほど野菜から甘い出汁が染み出してくるため「これでもか!」というくらい、入れてみてください。

ちゃんぽんは野菜の甘さ・出汁が無駄なくトロトロに溶けた汁が絡む、温かい麺料理です。冬の新しい定番にしてみて下さい。

ひやむぎ

ひやむぎは、そうめんよりも太く、うどんよりも細いため、食べ応えとコシの強さが両立した麺。

最近では、お中元・お歳暮・敬老の日など季節行事のプレゼントに活用されているようで、寒くなってきた秋から冬にかけてひやむぎのストックがあるという方も多いようですね。

せっかくの温かい麺料理が美味しい時期ですので、いつもの麺つゆにつけて食べるひやむぎではなく、身体が温まるひやむぎ料理を作ってみてはいかがでしょうか。

美味しいひやむぎの茹で方をまだ知らない方はこちらも参考にしてみてください。

【製麺所伝授】誰でも美味しくできるそうめん・ひやむぎの茹で方を紹介」

1、体が温まる「梅にゅうめん」

1、体が温まる「梅にゅうめん」

梅にゅうめんは、鶏肉でたんぱく質もとれて、梅干しの酸味でさっぱり食べられる温かい麺。

温かさが長続きするにゅうめんです。高温のお湯を使うだけでも確かに温かいにゅうめんができますが、片栗粉でとろみをつけることでずっと身体が温まります。

にゅうめんの汁はみりん・砂糖の量を多くして甘くしてしまうと、最初は丁度良くても人によっては甘すぎて最後まで美味しく食べられない方もいらっしゃるでしょう。

しかし、梅にゅうめんなら梅の酸味がほんのりと感じられるため、好みにバラツキがある家庭でもみんなで美味しく食べられます。

「梅にゅうめん」のレシピをみてみる

2、冬のご馳走を気軽に「簡単すき焼き風ひやむぎ」

馳走を気軽に「簡単すき焼き風ひやむぎ」

ひやむぎは淡白な味ですが、うどんよりも汁が絡みやすいため実は美味しい汁であればあるほど美味しくなる料理です。

冬のご馳走である「すき焼き」風のひやむぎで食べることで、いつもよりもコストを抑えつつも美味しく食べられるためおすすめ。

スープは和風の出汁・醤油・砂糖・みりんで味を整え、具材はご家庭のすき焼きの定番を煮込むと、お肉・野菜の美味しさが溶け混んで美味しいスープになります。

出来上がったスープにひやむぎを入れてもいいですし、濃い味付けにしてつけ麺にして食べるのもいいでしょう。

もっと簡単にすき焼き風ひやむぎが食べたい方は、玉ねぎか長ネギと牛バラ肉を入れるだけですき焼きの甘さが感じられる美味しいスープができるため、おすすめです。

コストを抑えつつ簡単にすき焼きを食べたい方におすすめの麺料理です。

3、つけ麺を温かく食べたい「ひやむぎの温かつけ麺」

3、つけ麺を温かく食べたい「ひやむぎの温かつけ麺」

つけ麺でも温かく、美味しく食べたい!という方は、ひやむぎのつけ麺がおすすめです。ひやむぎは細い麺のため、つけダレにヒタヒタにしなくても味が染みるため、つけ麺向きの麺と言えるでしょう。

ざく切りにした豚肉・キャベツ・ネギをいため、麺つゆとお酒で煮るだけで野菜と肉の出汁が出た美味しいスープができます。生姜や七味などの薬味を使えば、温かさがアップ!

氷水で締めた麺でも、十分温かい麺料理になりますよ。

焼きそば

温かい麺料理を食べよう!と思った時、頭の中から焼きそばの存在を消してしまってはいませんか?

焼きそばのいい点は、ホクホクの状態で口に頬張れるところです。温かい麺料理は麺を数本箸で食べますが、焼きそばの場合、ガッツリ量を掴んでズルズルと食べられます。

温かい麺料理といえば、うどん・ひやむぎやラーメンが頭の中に浮かんでしまうと思いますが、実は温かい焼きそばも冬に食べると美味しいんです。

1、北見市発祥の「帆立塩焼きそば」

1、北見市発祥の「帆立塩焼きそば」

焼きそばをウインナーや豚肉で作っても美味しいですが、肉の代わりに帆立を入れるのもおすすめです。

特に、バラ肉などを入れると、「みんなが帰ってきてから食べよう」と思って放置してレンジで温めた場合、肉が固くなって食べにくいと思ったことはありませんか?

冷えてしまったお肉を温める時間と麺全体が温まる時間が異なっているため固くなってしまいがちです。

そこで、レンジで温めなおしても美味しく温かい焼きそばを作るために、肉ではなく帆立で作る焼きそばがおすすめです。

温め直した麺も、水っぽくならない程度に水を振りかけてもレンジを使うとやはり固くなってしまいます。しかし、帆立を使った塩焼きそばなら、水の代わりにレモン汁を加えることで、多少多くかけてもさっぱりと、美味しくふっくらとした麺のまま食べられます。

特に冬は交通機関の遅れや渋滞で家族の帰宅時間にばらつきが出やすいでしょう。そのような家庭でも同じものを美味しく、温かく食べられる帆立塩焼きそばは冬におすすめです。

最初から貝柱が2個分も入った「オホーツク北見 塩やきそば」を見てみる

2、いつもの焼きそばにちょい足し「あんかけやきそば」

2、いつもの焼きそばにちょい足し「あんかけやきそば」

温かい麺料理といえば、あんかけです。温かいあんをかけて食べることで、温かい料理が食べ続けられます。

市販の焼きそばに一工夫加えたい際や、味変用にもあんかけはおすすめです。

はくさい・キャベツなどの冷蔵庫にある葉野菜や、玉ねぎ・にんじんなどの根菜、エビや豚バラ肉などを入れてあんあけのタレをを最初からかけてしまってもいいですし、焼きそばを作った後に、あんかけのタレだけを別添えに用意してもいいでしょう。

あんかけは味が一辺倒になりやすいため、最初から味変用にしたり、紅ショウガなど薬味で味を変えたりすると良いですね。

3、焼きそばから派生した「広島焼き」

3、焼きそばから派生した「広島焼き」

広島焼きは、屋台のようにみんなでプレートを囲みながら作るのも良いですし、1人の場合はフライパン1つで完結できる料理のためおすすめです。

お好み焼きの生地に刻んだキャベツ・ネギ・もやし・豚肉名地の材料を乗せてひっくり返して焼いたお好み焼きの上に、炒めた焼きそば・薄く焼いた卵を順にのせてソースで食べる広島焼はお祭りの屋台で、大人気ですね。

広島焼きは、みんなと食べるとより楽しめて美味しくなる、心と身体が温まる料理。いつもたべる焼きそばとは別の楽しみ方ができるため、おすすめです。

まとめ

寒い時期にピッタリな温かい麺料理をご紹介しました。

麺は夏は冷たくさっぱり、冬はトロトロの汁を絡めて熱々で食べられる万能料理です。

ぜひご家庭で取り入れてみてくださいね。

私達、津村製麺所では、生麺にこだわって、ひやむぎ・うどん・そば・パスタ・焼きそば・ラーメンなど様々な麺を研究し、製麺しています。

自宅用にも良いですし、ギフトボックスのご用意があるため、大切な人に送るプレゼントとしてもおすすめです。

実際に、プレゼントで初めて津村製麺所の麺を食べて頂いた方も多くいらっしゃるようで、「美味しかった!」という嬉しい声をアンケートで頂いております。

『今回は頂きものでしたが、自分でもおくり物としてつかわせていただいています。パッケージのデザインが好きなので。ひやむぎがゆで時間短くてものすごく美味しいので、自分でも買っています。』

『年末に知人から頂き初めて食べました。どの面ももちもち感があり、おいしくいただきました。ホームページを拝見させていただくと、いろんな商品もありお店で飲食できるのですね〜!!今度是非お店に伺ってみたいです。』

お客様の声より抜粋

北海道産にこだわって作られた津村製麵所の麺類を、ぜひご家庭で味わってみてください。

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