【2024年最新】道東観光のおすすめスポット!四季折々の魅力に迫る

北海道は道央・道東・道北・道南の4つのエリアに分けることができ、今回はその中でもとくに雄大な自然に恵まれた「道東エリア」をご紹介したいと思います。

ダイナミックな美しい景色や、自然を活かした豊富なアクティビティが存在する道東は、四季折々の魅力に触れることができる最高の観光地です。

地元 北見で製麺業を営む津村製麺所が、道東の旅を思う存分満喫したい方へ向けて、道東でおすすめの観光スポットを季節ごとにまとめてお伝えします。

この記事を読んだら、道東旅行を最大限に楽しめること間違いなし!ぜひ旅の計画にお役立てくださいね。

※掲載している情報は2024年2月時点のものです。時期により変動が生じる可能性がございます。

道東エリアの解説|観光で注意するべきポイント

道東エリアの解説|観光で注意するべきポイント

まずは、道東の概要について簡単に解説します。

「道東エリア」は、オホーツク・十勝・釧路・根室の4つの地域に細分化され、それぞれの地域に含まれる市町村は以下の通りです。

【オホーツク】
北見市、網走市、紋別市、美幌町、津別町、斜里町、清里町、小清水町、訓子府町、置戸町、佐呂間町、遠軽町、湧別町、滝上町、興部町、西興部村、雄武町、大空町

【十勝】
帯広市、音更町、士幌町、上士幌町、鹿追町、新得町、清水町、芽室町、中札内村、更別村、大樹町、広尾町、幕別町、池田町、豊頃町、本別町、足寄町、陸別町、浦幌町

【釧路】
釧路市、釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、鶴居村、白糠町

【根室】
根室市、別海町、中標津町、標津町、羅臼町

道東エリアの総面積は31,017平方キロメートルにも及び、これは東京都14個分に相当する大きさです。そのため旅行の際は、ある程度日数を確保し、計画的なスケジュールを立てることをおすすめします。

オホーツク・十勝・釧路・根室のいずれかに絞って観光を楽しむのもいいかもしれませんね。

季節ごとの服装

続いては、道東エリアで注意するべき季節ごとの服装について解説したいと思います。

北海道・道東は、やはり本州と比べると気温が低く、全く気候が違います。季節ごとの服装の目安をお伝えするので、訪れる際の参考にしてくださいね。

・夜は冷え込むのでジャンパーや薄手のコートが必要。
・日中はジャケットやセーターで十分。
・手袋、折りたたみ傘もあるとよい。
・基本的に半袖や短パンでOK。
・朝晩は涼しくなることが多いので、羽織物は必ず持参。
・日焼け止めもあるとよい。
・道東のなかでもオホーツク海側は寒いことが多いので、長袖や長ズボンがよい。
・9月を過ぎたら、長袖シャツやセーター、ウィンドブレーカーなどがおすすめ。夜の外出にはジャケット必須。
・11月にもなれば、ダウンジャケット、コート、マフラー、手袋が必要。
・紅葉狩りなどで山の頂上に行く予定があれば、ニット帽、防寒肌着、厚手の靴下なども準備。
・氷点下が当たり前になるので、防寒肌着、長ズボン、厚手のセーター、ダウンコートなどでしっかり防寒対策を。
・ニット帽、手袋、マフラー、レッグウォーマーなどの防寒小物も必要。
・スノーシューズがあると雪道も安心。

【4月〜5月】春のおすすめ観光スポット

ここからは道東の観光スポットを具体的にお伝えしていくので、ご自身の目的に合わせて気になる場所を見つけてみてくださいね。

寒さ厳しい冬を乗り越えると、各地で美しい花木が咲き誇り、穏やかな春がやってきます。ここではそんな道東の春の魅力を感じられる観光スポットを2カ所ご紹介!

また以下の記事では、道東の春におすすめの観光スポットをより詳しくお伝えしています。あわせてご覧ください。

オホーツク・大空町|一面ピンク色の絶景が広がる「ひがしもこと芝桜公園」

オホーツク・大空町|一面ピンク色の絶景が広がる「ひがしもこと芝桜公園」

道東・大空町の「ひがしもこと芝桜公園」は、10haの広さを誇る芝桜の名所です。例年5月中旬頃には、広大な敷地を美しく彩る芝桜を見ようと、多くの観光客が訪れます。可愛らしい花が広がるピンク一色の丘と、澄んだ青空のコントラストが作り出す景色は圧巻!感動すること間違いなしです。

関連サイトひがしもこと芝桜公園 – OZORA Higashimokoto Shibazakura Park
住所〒099-3232 北海道網走郡大空町東藻琴末広393
芝桜まつり期間例年5月上旬~6月上旬
開園時間8:00~17:00
入園料芝桜まつり期間中の入園料
大人(中学生以上)600円、子供(小学生)300円
駐車場あり(無料)
アクセスアクセス–ひがしもこと芝桜公園への行き方 – ひがしもこと芝桜公園

釧路・弟子屈町|知床連山と屈斜路湖を一望「美幌峠」

釧路・弟子屈町|知床連山と屈斜路湖を一望「美幌峠」

「美幌峠」は道東屈指の観光地の一つとして知られています。湖の奥には知床連山などの山々が姿を見せ、北海道らしい雄大な景色を楽しませてくれます。

この絶景を拝むなら、道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」の展望台がおすすめです。美幌峠の頂上に位置し、その名の通り360度ぐるっと視界を遮ることなく広がる大自然。春から秋にかけては幻想的な雲海の姿を見られるかもしれません。

道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」の施設情報
公式サイトBIHORO PASS OKHOTSK HOKKAIDO – 道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」公式サイト
住所網走郡美幌町字古梅
開館時間夏季(4月下旬〜10月)9:00〜18:00
冬季(11月〜4月下旬)9:00〜17:00
※休館日:年末年始(12月25日〜1月3日)
料金入場無料
駐車場あり(無料)
アクセスJR摩周駅から車で約30分
JR美幌駅から車で約30分
北見道路北見東ICから道道122号、国道243号経由で53km約55分女満別空港から40km約45分

【6月~8月】夏のおすすめ観光スポット

道東の夏は、本州に比べて気温が低く過ごしやすいのが特徴です。青い空と緑あふれる大自然が広がり、観光やアウトドアには絶好の季節♪

ここでは道東の夏を満喫できる観光スポットを2カ所ご紹介したいと思います。

また以下の記事では、道東の夏におすすめの観光スポットをより詳しくお伝えしています。あわせてご覧ください。

オホーツク・清里町|青く美しい姿に癒される「神の子池」

オホーツク・清里町|青く美しい姿に癒される「神の子池」

幻想的な青色が魅力の「神の子池」。一年を通して美しい景色を楽しめますが、とくにおすすめの季節は夏です!6〜8月の晴天時には、空の色と相まって湖面はコバルトブルーに。周囲の木々も緑に色づき、全身でマイナスイオンを感じられる空間となります。

関連サイト神の子池|観光情報|北海道清里町
住所〒099-4526 北海道斜里郡清里町清泉
営業期間公開日:5月上旬~10月下旬
※冬期間車両通行止め
料金入場無料
駐車場あり(無料)
アクセス清里町市街より道道摩周湖斜里線を中標津方面へ25kmのところからハトイ林道へ右折し、約2km林道を進んだ地点の林道入口に「神の子池」の看板あり。
※カーナビゲーションを利用の際は、「マップコード:910216161」を入力

釧路・鶴居村|日本最大の湿原に触れるなら「釧路湿原国立公園」

釧路・鶴居村|日本最大の湿原に触れるなら「釧路湿原国立公園」

釧路湿原を含む「釧路湿原国立公園」は、湿原の中を歩ける木道のコースが整備されていたり、各エリアに展望スポットがあったりと、観光客が自然を満喫するのに最適の場所です。いきいきとした動植物や、緑あふれる景色を眺めるなら6~7月がおすすめ。

また釧路湿原の西側に位置する「温根内ビジターセンター」では、湿原特有の草花や野鳥について知識を深め、季節ごとの見どころを知ることが可能です。

温根内ビジターセンターの施設情報
関連サイト温根内ビジターセンターFacebook
住所〒085-1145 阿寒郡鶴居村温根内
開館期間通年※定休日:火曜日、年末年始(12/29~1/3)
開館時間【4月~10月】9:00~17:00
【11月~3月】9:00~16:00
入館料無料
駐車場あり
アクセス【車】釧路駅から車で約40分
【バス】阿寒バス 鶴居線・幌呂線 温根内ビジターセンターバス停下車 徒歩5分

【9月~11月】秋のおすすめ観光スポット

澄んだ空気と美しい紅葉、そして壮大な景色を楽しめる道東の秋。自然のパワーを全身で感じられるような場所が多数存在します。

ここでは道東の秋にぜひ行っていただきたい観光スポットを2カ所ご紹介。

また以下の記事では、道東の秋におすすめの観光スポットをより詳しくお伝えしています。あわせてご覧ください。

オホーツク・網走市|日本一のサンゴ草が真っ赤に染まる「能取湖サンゴ草群落地」

オホーツク・網走市|日本一のサンゴ草が真っ赤に染まる「能取湖サンゴ草群落地」

日本一のサンゴ草群生地として知られる「能取湖サンゴ草群落地」。秋になると能取湖の一部が紅色のサンゴ草でおおわれ、水辺に浮かぶ紅葉のような美しい景色を見せてくれます。木製の遊歩道が設置されているので、一面に広がるサンゴ草の中ほどまで歩いて行くことが可能です。例年8月下旬から9月下旬が見ごろとなります。

関連サイト能取湖サンゴ草群落地|網走市観光公式サイト「おいしいまち網走」
住所〒093-0135 北海道網走市卯原内60−3
営業期間8月中旬~10月中旬
料金無料
駐車場あり(無料)
アクセス【バス】網走駅から常呂・サロマ湖栄浦線バスで約20分「サンゴ草入口」下車

十勝・上士幌町|標高1,139mから眺める秋の絶景「三国峠」

十勝・上士幌町|標高1,139mから眺める秋の絶景「三国峠」

北海道の国道の中で最も標高が高い「三国峠」。あたり一面に雄大な樹海が広がっており、木々によって四季折々の彩りが添えられます。黄色く染まった樹海と赤色の松見大橋が生み出す絶景を眺めるなら、ぜひ秋に訪れてみてください。

また三国峠の展望台脇にある休憩所では、店主自慢のコーヒーやソフトクリームを味わえますよ。

関連サイト三国峠|上士幌観光協会
住所〒080-1401 北海道上士幌町三股
営業期間通年(※冬期通行止めの時期あり)
料金無料
駐車場あり(無料)
アクセス【車】道東道音更帯広ICから国道241・273号経由で約2時間

【12月~2月】冬のおすすめ観光スポット

冬の訪れとともに雪が積もると、道東の魅力は一段と輝き出します。白銀の世界、凍り付く湖面、オホーツク海に流れ着く流氷など、雄大な自然が生み出す景色はまさに圧巻。

ここでは道東の冬ならではの観光スポットを2カ所ご紹介します!

また以下の記事では、道東の冬におすすめの観光スポットをより詳しくお伝えしています。あわせてご覧ください。

オホーツク・紋別市|冬の道東といえば流氷!「流氷砕氷船ガリンコ号」

オホーツク・紋別市|冬の道東といえば流氷!「流氷砕氷船ガリンコ号」
画像引用:紋別市 オホーツク・ガリンコタワー株式会社

道東冬の風物詩といえば、オホーツク海の流氷。「流氷砕氷船ガリンコ号」に乗れば、自然が織りなす神秘的な流氷を間近に見ることができちゃいます。大きなドリルで流氷を砕きながら突き進み、氷を割る音や振動まで感じられる大迫力のクルーズ体験。北国ならではの感動が待っていますよ。

公式サイトガリンコ号について|紋別市 オホーツク・ガリンコタワー株式会社
住所〒094-0031 北海道紋別市海洋公園1番地
営業期間冬期運航:2024年1月16日(火)~3月31日(日)
料金ガリンコ号ⅢIMERU通常料金(電話予約)
中学生以上4,000円、小学生2,000円、幼児無料
ガリンコ号Ⅱ通常料金(電話予約)
中学生以上3,000円、小学生1,500円、幼児無料
駐車場あり(無料)
アクセスガリンコ号の乗り場(海洋交流館)までのアクセス方法

根室・別海町|氷平線で銀世界を独り占め「野付半島」

根室・別海町|氷平線で銀世界を独り占め「野付半島」

「野付半島」では1月から3月中旬にかけて、厳寒期ならではの自然現象である「氷平線」が見られます。氷平線とは、水平線のように広がる凍り付いた海面のことで、凍結した海と空の境界をくっきりと示すのです。「氷平線ウォーク」「氷平線ソリツアー」などのアクティビティ体験にもぜひ参加してみてくださいね。

関連サイト野付半島ネイチャーセンター 北海道遺産・ラムサール条約登録湿地
住所〒086-1645 北海道野付郡別海町野付63(野付半島ネイチャーセンター)
営業期間自由見学:通年可能
トドワラ氷平線コース:1月下旬~3月上旬
料金自由見学:無料
トドワラ氷平線コース:大人4,500円、子供2,250円
駐車場あり(無料)
アクセス釧路市から134km車で約140分
中標津空港から40km車で約50分
別海から50km車で約60分
尾岱沼から25km車で約30分

まとめ

いかがでしたか?

道東エリアの解説から、道東の季節ごとの観光スポットまでご紹介しました!

ご自身が旅行を計画している季節に合わせて、今回の記事の内容を参考にしていただければと思います。魅力満載の道東で、思い出に残る特別なひとときをお過ごしくださいね。

道東へ遊びに来たら、オホーツク・北見市の津村製麺所直売店「TumuLab(ツムラボ)」にもいらしてください♪

ランチに茹でたての生ひやむぎを食べられるほか、北見名物「オホーツク北見塩やきそば」などをお土産に買うことができますよ。

TumuLabを見てみる
TumuLab
TumuLab 店内
店舗HPTumuLab
住所〒099-1587 北海道北見市豊地26-26
※北見駅から車で約15分
営業時間【水・木・金】
麺の販売 10:00~18:00/お食事 11:00〜15:00(ラストオーダー15:00)
【第1・第3土】
麺の販売 10:00~16:00/お食事 11:00~15:00(ラストオーダー15:00)
※水木金土が祝日の場合も営業します
駐車場あり

また津村製麺所のオンラインショップでは、専門店・伝統の味を手軽に購入し、自宅でそのまま味わうことができますよ。ぜひお立ち寄りください。

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