【完全ガイド】お祝い風呂敷の選び方・包み方・渡し方の基本

【完全ガイド】お祝い風呂敷の選び方・包み方・渡し方の基本

贈り物に風呂敷を使いたいけれど、色やサイズに悩んでいませんか?風呂敷の選び方・包み方・渡し方のポイントさえ押さえれば、包装紙やビニール袋では出せない「上品さ」と「丁寧さ」を贈り物に添えられます。お祝いにふさわしい風呂敷の活用法を詳しく紹介します。

お祝いに風呂敷が選ばれる理由

日本では古くから、大切な贈り物を布で包んで持参するのが礼儀とされてきました。現代においてお祝いの品を包むのに風呂敷が再び注目されているのには、3つの理由があります。

包装紙より「丁寧で上品」に見える

風呂敷には「品物を丁寧に扱い、相手への敬意を示す」という意味が古くから込められています。

室町時代、大名が湯殿で脱いだ着物を家紋入りの布に包んだのが起源とされ、江戸時代には庶民の生活にも広まりました。

贈り物を布で丁寧にくるむ行為そのものが「礼儀」であり、包装紙には出せない格調と温かみが生まれます。

特にフォーマルなお祝いの席では、紙袋や包装紙よりも風呂敷のほうが礼にかなった作法とみなされます。

布の質感・色柄・包み方の丁寧さが合わさって、「この人はきちんと気を遣ってくれた」という印象を自然に伝えることができるでしょう。

和の贈り物として幅広いお祝いに使える

結婚祝い・出産祝い・快気祝い・還暦・古希・喜寿など、あらゆるライフイベントに対応できるのが風呂敷の魅力です。

結び方ひとつで、華やかさや慎ましさを表現でき、日本の伝統美を感じさせるギフトになります。

再利用できる“実用的な贈り物”として喜ばれる

風呂敷は「包み」としての役目が終わった後も、バッグやインテリア、日常の小包みとして相手の手元に残ります。

使い捨ての資材を使わないことで、「贈り物そのものがギフトになる」という特別感が生まれるでしょう。

お祝いの種類別|ふさわしい風呂敷の選び方

風呂敷は色によって適する場面が変わります。

一般的に「お祝い事には明るめの色・鮮やかな色」が基本ですが、場の格式によって無地か柄物かも使い分けが必要です。

無地が最も格式が高く、小紋や柄入りは比較的カジュアルな印象になるでしょう。

お祝いの種類おすすめの色おすすめの柄・特徴
結婚祝い赤・ピンク・朱色吉祥文様(鶴亀、松竹梅など)が入った上品なもの
出産祝い明るいピンク・水色・白麻の葉柄(健やかな成長を願う縁起柄)など
還暦祝い赤(定番)、紫、金色華やかで長寿を祝うおめでたい配色
古希・喜寿紫(古希の象徴色)落ち着いた配色で大人の品格を演出するもの
快気祝い・内祝い紫・紺控えめな柄。快気祝いの場合は「後に残らない」という意味で無地も好まれる
お中元・お歳暮紫・緑・無地万能に使える色。季節感のある花鳥風月などの柄も喜ばれる

サイズで迷わない|贈り物に合う風呂敷の選び方

「包もうとしたら角が足りなかった」などという失敗を防ぐために、ギフトの大きさに合わせたサイズ選びを知っておきましょう。

一般的なギフトに使いやすいサイズ

風呂敷のサイズは「巾(はば)」という単位で表します。

古い生地の織り幅(約38cm)を基準にしており、「二巾」なら約68〜70cm角、「二四巾」なら約90cm角を指します。

初心者に最もおすすめのサイズは、二巾(約70cm前後)で、菓子折り・ワイン1本・小〜中サイズの箱など、一般的な贈り物のほとんどに対応できます。

コンパクトにたためてバッグにも収まるので持ち運びにも便利です。

箱入りギフトを包むときのサイズ目安

風呂敷は「大は小を兼ねる」と思われがちですが、包むものに対して大きすぎると結び目が余って不格好になり、小さすぎると角が届かずマナー違反に見えてしまうこともあります。

贈り物の箱の大きさに合わせて、最適なサイズを選ぶことで美しい仕上がりになります。

一般的なギフトシーンでよく使われるサイズと、その用途の目安をまとめました。サイズ選びの基本的な目安として「包むものの対角線の約3倍」と考えるとよいでしょう。

サイズ(名称)目安の用途
中巾(約45〜50cm)袱紗(ふくさ)代わり・祝儀袋・小さなギフト・ハンカチ程度の小物
二巾(約68〜70cm)【最も一般的】 菓子折り・ワイン1本・小〜中サイズのギフト箱
二四巾(約90cm)一升瓶1本・ワイン2本・中〜大サイズの箱(厚みのあるもの)
三巾(約105cm)一升瓶2本・大きなギフト箱・エコバッグ代わり・座布団など

素材(綿・ポリエステル・ちりめん)の選び方

正絹・ちりめんは最も格式が高く、美しい光沢と滑らかな質感が特徴です。結納や婚礼など格式の高い場に向いています。

綿は丈夫で重いものを包む際におすすめで、結び目もほどけにくく日常使いにも便利です。

ポリエステルは軽くてコンパクトにたため、水に強く色落ちも少ないため扱いやすく、初めて風呂敷を購入する方にも使いやすいでしょう。

迷ったときは「格式ある場には正絹・ちりめん、日常的なお使い物にはポリエステルや綿」と覚えておくと選びやすいでしょう。

初めてでも安心|風呂敷の包み方

風呂敷の包み方について詳しく見ていきましょう。

平包み

結び目を作らない「平包み」は、最も格式の高い包み方です。正式な贈答品・目上の方への贈り物・結婚祝いに特に向いています。

1.風呂敷を裏返して広げ、中央より少し手前に品物を置きます。

2.手前、左、右の順に角を中央へ折り重ねます。

3.最後に奥の角を手前に被せ、余った先を品物の下に折り込んで完成です。

お使い包み

日常の贈り物から内祝いまで、最も幅広く活用されている包み方です。左右の端を「真結び」して仕上げます。

1.品物を中央に置き、手前と奥の角を順に被せます。

2.左右の角を手に持ち、品物の中心で「真結び」をして形を整えれば完成です。

真結び(まむすび)

固く結べて、解くときはスムーズ」という風呂敷の基本となる結び方です。

1.左右の端を持ち、左側の端を上にして重ね、ひと結びします。

2.下から出た端を上へ折り曲げて輪を作り、もう一方の端を上から被せるように輪に通して左右に引き締めます。

3.結び目が品物と平行(横向き)になっていれば完成です。

風呂敷で贈り物を渡すときのマナーと渡し方

美しく包んだ風呂敷も、渡し方を間違えては真心が伝わらないでしょう。大人の気遣いを感じさせる所作を確認しましょう。

風呂敷を渡す際の注意点

基本のマナーは、「風呂敷を解いて品物だけを差し出し、風呂敷は畳んで持ち帰る」ことです。

風呂敷は本来、移動中に品物を汚さないためのものです。

相手の家に着いたらその場で解き、風呂敷は手早く畳んで自分の脇に置きます。この動作が、お相手に余計な手間をかけさせない配慮となります。

ただし、風呂敷も贈り物として渡したい場合は「風呂敷のまま失礼いたします」や「お持ち帰りに便利ですので、このままお受け取りください」と一言添えるとよいでしょう。

その後も活用できる素敵な色や柄の風呂敷を選んだのなら、その旨を伝えてそのまま渡すことで、より一層喜ばれる贈り物になります。

風呂敷は“包むだけ”じゃない|贈り物としての価値

風呂敷の用途や特別感を彩る理由について詳しく紹介します。

相手が再利用できる「実用性」

風呂敷をラッピングに使うと、受け取った方はそのままエコバッグや手提げ、テーブルクロス、インテリアとして活用できます。

単なる包材ではなく「実用品としての贈り物」にもなるため、喜ばれるでしょう。

環境に配慮したギフトとして好印象

使い捨ての包装紙やプラスチック袋と違い、風呂敷は繰り返し使えるサステナブルなアイテムです。

SDGsへの意識が高まる現代において、環境に配慮した選択は贈り手の価値観や誠実さを相手に伝える意味でも、よい印象を与えるでしょう。

贈り物全体の印象がワンランク上がる理由

布の質感・色柄・包み方の丁寧さが重なることで、受け取るまでのひとときに特別感が生まれます。

中身がどんな贈り物であっても「開ける前からうれしい」という体験を演出できるのが、風呂敷ラッピングの魅力です。

風呂敷と相性の良いお祝いギフト

ここでは、風呂敷と組み合わせると可愛くて気の利いた贈り物になるアイテムを、気軽に選べるラインナップでご紹介します。

和の贈り物 × 風呂敷は相性抜群

和菓子や日本酒、醤油、佃煮といった「和の食品」は、風呂敷との相性が非常に良いのが特徴です。

包みの色柄が持つ季節感と、中身の和の雰囲気が一体となることで、贈り主のこだわりが伝わる「一つの完成された作品」のような美しさに仕上がります。

常温保存できる食品より“特別感”が出る生そうめん

お祝いに麺類を選ぶ際、保存の利く乾麺は定番ですが、あえて「生そうめん」を選ぶことで、より相手を想った特別な印象が伝わるでしょう。

生麺ならではの瑞々しさと、もちもちとした独特のコシは、日頃なかなか口にする機会のない贅沢な味わいです。

鮮度を大切にする贈り物は、受け取った方にも贈り主の真心が伝わるでしょう。

そうめんの純白の色は清らかさ・縁起のよさを象徴し、古くからお祝い事の贈り物として親しまれてきました。

紅白や金・赤系の風呂敷でくるめば、見た目にも心にも響く、格調あるお祝いギフトとなるでしょう。

津村製麺所おすすめギフト

風呂敷と合わせて贈るなら、津村製麵所の生麺ギフトがおすすめです。大切な方への贈り物にふさわしい一品です。

お祝いギフト【華(はな)】

看板商品の「生ひやむぎ」を中心に、縁起の良い紅白うどん「めでたいめん」や、香り高い生そばを詰め合わせました。

色鮮やかなピンクの風呂敷で包まれた姿は、まさに「華」やか。出産内祝いやご入学祝いなど、慶事の贈り物として、とても喜ばれているセットです。

お祝いギフト【華】の商品はこちら

お祝いギフト【みやび】

生そうめん、生パスタ、熟成みそラーメンなど、津村製麺所が誇るバラエティ豊かな麺を楽しめる最高級ギフトです。

落ち着いた気品を感じさせる風呂敷包みでお届けします。長寿のお祝いや、特にお世話になった方への特別な贈り物にふさわしい「みやび」な逸品です。

お祝いギフト【みやび】の商品はこちら

風呂敷マナーを身につけて、ワンランク上の贈り物を

お祝いには、丁寧さと実用性を兼ね備えた風呂敷が最適です。

大切な相手へ風呂敷で彩り、敬意と真心を込めた、ワンランク上の特別な贈り物を届けましょう。

今回ご紹介した「生そうめん」をはじめとする津村製麺所のギフトは、伝統的な風呂敷包みで皆さまの真心をお繋ぎします。

津村製麺所 公式オンラインショップでは、【華】や【みやび】など、風呂敷付きのお祝いギフトをお買い求めいただけます。

ぜひ、大切な方の節目を祝う贈り物に、伝統の技が息づくこだわりの麺をお選びください。

津村製麺所 公式オンラインショップはこちら

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