入学祝いは贈る相手やシーンによって、のし袋や封筒の使い方・書き方に迷う方が多いものです。
この記事では、のし袋の基本マナーから名前や金額の書き方、メッセージ文例まで初めての方でも安心して準備できるように分かりやすく解説します。
大切な相手に心を込めたお祝いを届けるために、ぜひ参考にしてください。
入学祝いののし袋・封筒の正しい書き方
入学祝いを贈る際には、のし袋や封筒のマナーに気をつけることが大切です。
ここでは、使い分けのポイントから、種類や選び方までを詳しく紹介します。
のし袋と封筒、どっちを使うべき?
入学祝いは基本的に「のし袋」を使用するのがマナーです。
簡易的な封筒タイプもありますが、格式を重んじる場面では、紅白の水引が付いたのし袋を選びましょう。
友人や知人の子どもなどカジュアルな相手には封筒タイプでも問題ありませんが、親戚や孫など親しい間柄には、のし袋を選ぶのが望ましいです。
のし袋の種類と選び方
入学祝いには「蝶結び」の水引がついたのし袋を選びましょう。
蝶結びは「何度でも結べる」ことから、成長や門出など繰り返してほしいお祝い事に最適です。

色は紅白が基本で、金銀の水引は結婚など別の祝い事に用います。
包装紙付きやキャラクターのデザインなどは、カジュアルすぎる印象になるため、控えめなデザインが無難です。
表書きの正しい書き方
表書きは「御入学祝」「祝御入学」などが一般的です。
毛筆や筆ペンが正式ですが、ボールペンでも黒インクで丁寧に書けば問題ありません。
薄墨は弔事用の印象が強くなってしまうため、避けましょう。
文字の大きさはバランスよく、中央に配置するのが基本です。
贈る相手別の表書き例(孫・親戚・友人の子ども)
- 孫の場合:「祝御入学」「御入学祝」
- 親戚の子ども:「御入学祝」「祝御入学」
- 友人の子ども:「入学おめでとう」「お祝い」などカジュアルな表現も可
相手との関係性や距離感に応じて表書きを使い分けると、より気配りが伝わります。
入学祝いの名前・連名の書き方
名前の書き方ひとつでも印象が変わるもの。個人で贈る場合から連名での記載方法まで、正しい書き方をしっかりとおさえておきましょう。
個人で贈る場合の名前の書き方
のし袋の下部にフルネームで記載します。
表書きと同様、毛筆や筆ペンが基本ですが、黒インクのボールペンでも構いません。
名字だけでなくフルネームで書くと、丁寧な印象を与えます。
夫婦・家族で贈る場合の書き方
夫婦の場合は、夫のフルネームを中央に、妻の名前を左側にやや小さく添えてください。
家族全員の場合は「〇〇家」とするのが一般的です。
職場・友人連名で贈る場合のルール
3名までなら右から地位が上の人順にフルネームを並べます。
友人同士の場合は、名前順でも問題ありません。
4名以上は「〇〇一同」として、別途内袋やメッセージカードに全員の名前を書くとスマートです。
入学祝いの金額の書き方とお札の入れ方

金額の記載方法やお札の入れ方にもマナーがあります。
ここでは、知っておきたい金額表記の基本や袋の選び方を見ていきましょう。
金額を漢数字で書く方法
金額は内袋に「金壱萬円」「金参萬円」など、旧字体の漢数字で記載しましょう。
金額の下には「也」をつけるとより丁寧です。
お札の向きと入れ方
お札は肖像画が上にくるように揃えて入れましょう。
贈り物としては新札を用意するのがマナーです。
どうしても用意できない場合は、なるべくきれいなお札を選んでください。
金額ごとののし袋の選び方
- 3,000円〜5,000円:水引印刷タイプの簡易のし袋
- 10,000円以上:立体水引ののし袋や少し豪華なデザイン 相手との関係性や金額に応じて選ぶことで、より丁寧な印象を与えられます。
入学祝いのメッセージ・手紙の書き方
贈る相手に合わせたメッセージを添えることで、より心のこもったお祝いになります。フォーマルからカジュアルまで文例を紹介します。
フォーマルなメッセージ例文(祖父母・親戚向け)
「ご入学おめでとうございます。新しい学校生活が、笑顔と希望にあふれた素晴らしいものとなりますよう、心よりお祈りしています。元気に通学して、たくさんの友だちと思い出を作ってくださいね。」
丁寧な表現を用い、相手の門出を祝う気持ちと、これからの成長を温かく見守る姿勢を伝えましょう。
特に「心よりお祈りしています」といった一文で、フォーマルな場面でもふさわしい敬意が感じられる内容に仕上げると、より丁寧です。
カジュアルなメッセージ例文(友人・職場向け)
「入学おめでとう!新しい友だちや楽しい授業がたくさん待っているね。毎日がワクワクするような素敵な学校生活になりますように。また会ったときにたくさん話を聞かせてね。」
親しい相手に向けた、明るく前向きなメッセージを贈りましょう。
堅苦しくならず、子どもの気持ちに寄り添った言葉を選ぶことで、親しみやすさと温かさを両立するのがポイントです。
手紙に入れると喜ばれる一言とは?
「〇〇ちゃんの頑張りがこれからもたくさんの人を笑顔にしますように」「〇〇くんらしく、のびのびと楽しく過ごしてね」など、子どもの性格や成長を応援するような言葉を添えると、気持ちがより一層伝わります。
相手に寄り添ったメッセージを意識すると、心温まるお祝いの手紙になります。
一人ひとりに合わせた個別のメッセージは、受け取った相手の心に残りやすく、特別感を与えるでしょう。
入学祝いを贈る際のマナーと注意点
入学祝いはタイミングや金額にも配慮が必要です。
ここでは、贈る際に気をつけたいマナーや、相手に負担をかけない心配りのポイントを解説します。
贈るタイミングはいつがベスト?
遅くとも入学式の1週間前までに渡すのが理想です。
特に新生活に向けた準備品の購入など、実際にお祝いを使うタイミングを考えると、3月中旬〜下旬には届けるのがベスト。
郵送する場合は余裕を持って、相手が慌てないように早めに送る心配りも大切です。
春休み中にお祝いを渡すことで、安心して入学準備に取り組んでもらえます。
親から子への入学祝いは必要?
親からは入学祝いという形でお金を渡すよりも、ランドセルや学用品、制服などの必要な準備品を購入するケースが主流です。
ただし、入学を機に「家族からのサプライズギフト」として腕時計や記念品を贈る家庭も。
成長の節目を祝う意味を込めて、子どもが喜ぶものを選ぶものを選びましょう。
相手に気を遣わせない金額の決め方
基本的には、相場に沿った金額を選ぶのが安心です。
祖父母や親戚の場合は1万円〜3万円、友人・知人は3,000円〜1万円程度が一般的。
ただし、相手との関係性や地域の慣習により変わることもあります。
相手が負担に感じない金額に調整しつつ、気持ちがしっかり伝わるよう、プレゼントやメッセージを添えるとより好印象です。
まとめ
のし袋や封筒の正しい書き方をはじめ、入学祝いにまつわるマナーを知っておくことで、相手に失礼なく気持ちを伝えることができます。
ぜひ、場面に合わせたマナーで素敵なお祝いを贈ってみてください。
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