お歳暮は手渡し?郵送?渡し方のマナーをシーン別に紹介します

お歳暮の渡し方は、手渡しと郵送どちらがいいのでしょうか?実は、マナーとして手渡しが正解なんです。

しかし、近年は配送サービスによる郵送を利用する方も増えているため、お歳暮を渡す際のマナーがあやふやになっている方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はお歳暮の渡す前のチェック項目や、手渡し・郵送する際のマナーをシーンごとに細かくご紹介します。

はじめてお歳暮を渡す方や改めてマナーを確認したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

お歳暮を「手渡し」する場合のマナー

お歳暮を「手渡し」する場合のマナー

お歳暮を手渡しすると決めたら、前準備をしましょう。身だしなみ・お歳暮の包装を用意してから相手のインターホンを押してください。包装に汚れがないかどうか・のしがよれていないかなどもチェックするといいでしょう。

身だしなみに関してきっちりしすぎる必要はありませんが、ビジネス関係の方はマナーがあるため社内ルールの暗黙などがある場合は先輩・上司に聞いてみましょう。

お歳暮を手渡しする際に気を付けるべきコトを関係性別にご紹介します。

お歳暮を手渡しする際の前準備
訪問時の身だしなみ親族・友人・知人に渡す場合かしこまりすぎる必要はありませんが、清潔感のある最低限の身だしなみを整えて、ラフ過ぎない服装にしましょう。
ビジネス関係の方に渡す場合・スーツが理想ですが、清潔感のある格好であれば問題ありません。
・上着・マフラー・コート・手袋はあらかじめ脱ぐ。
お歳暮の包装親族・友人・知人に渡す場合・お歳暮は、風呂敷に包むか紙袋に入れて持っていきましょう。風呂敷なら、ほどく時間がかからない「平包み」に。
・紙袋は持ち帰りましょう。
ビジネス関係の方に渡す場合・お歳暮は、風呂敷に包むか紙袋に入れて持っていきましょう。風呂敷なら、ほどく時間がかからない「平包み」に。
・紙袋をとってから渡しましょう。その後、袋がいるかを聞き、相手が持ち帰る際に必要なら袋を別途手渡し、必要ない場合は袋を持ち帰りましょう。

まだ、お歳暮に何をもっていけばいいのか?とお悩みの方は、お歳暮を選ぶ際のマナーを「これだけは控えよう!お歳暮でもらって困るもの・マナー違反」でチェックしてみてください。

【関係性別】お歳暮を手渡しする際に気を付けるべきコト一覧

【関係性別】お歳暮を手渡しする際に気を付けるべきコト一覧

ビジネス関係ではない方に手渡しする際は、12月13~20日の間にアポイントをとり渡せると親切です。反対にビジネス関係の方に渡す際には、お歳暮を渡すためにアポイントをとるのではなく、12月に入ったタイミングで渡すといいでしょう。

渡すタイミングは挨拶をした後すぐです。渡す際には、1年の感謝を伝える一言を加えてください。

ただし、お歳暮など贈答品を受け取ってはいけない職業や社内規定上受け取れない方がいらっしゃるため、「お歳暮を贈っていいのか」を確認し、注意して渡しましょう。

【関係性別】お歳暮を手渡しする際に気を付けるべきコト一覧
親族友人・知人ビジネス関係
手渡するタイミング12月13~20日までにアポイントをとって玄関で渡す。会合のついででも良い。12月13~20日までにアポイントをとり、挨拶をした段階で渡す。関係性が浅い場合は、玄関で渡すといい。12月にある商談・定期訪問・年末の挨拶などに、部屋に通されて挨拶が済んだ後、本件が始まる前に手渡す。
訪問する時間帯・アポイントをとり、相手が都合の良い時間帯に訪問する。
・こちらから提案する場合、午前10~11時・午後14~16時頃が良い。
・約束した時間の3~5分後に訪問すると迷惑になりにくい。10分以上の遅れはマナー違反です。※贈答品を渡すなど、お祝いの品は午前中に届けるのが一般的。
渡し方玄関の場合基本的には玄関で、挨拶後すぐに渡し、用事がなければすぐに失礼しましょう。
洋室の場合入り口側で椅子に座る前に立ったまま差し出す。
和室の場合入り口側にお歳暮を置き、挨拶した後に、お歳暮は相手が正面を向くように置く。
手渡しをする際の一言・「紙袋のままで失礼します」「美味しいと評判のようです」
・「今年もお世話になりました。ささやかなお気持ちですがお納めください」
・「大変お忙しい中恐れ入ります。年末のご挨拶に伺いたいのでお時間板だけますでしょうか?」NG例:「つまらないものですが」
お歳暮を手渡す際の注意点・お歳暮は贈答品に当たるため、取引先の社内規定・自社規定を確認して渡してよければ渡す。
・生モノやアイスなどの要冷蔵冷凍の品は、その旨を伝えましょう。

お歳暮を「配送」する場合のマナー

お歳暮を「配送」する場合のマナー

お歳暮は手渡しが一般的という風潮がありますが、近年では配送のお歳暮が主流となりつつあります。近年の傾向に関わらず、相手が遠方に住んでいたり、お忙しい方の場合は手渡しよりも配送サービスを利用すると親切でしょう。

お歳暮を郵送する際のマナーとして、発送前にあらかじめ送り状を出しておきましょう。手紙・メール・電話なんでも良いですが、「いつお歳暮を送ると都合がいいのか、何を送るのか」をあらかじめ聞く・知らせておくと良いでしょう。

受け取り手が受け取れない日時に送ったり、冷蔵庫のスペースを確保できなかったりする場面を極力避けるためです。受け取り手の迷惑になってしまう可能性を減らせると親切です。

手渡しと郵送どっちがいいの?

結論として、どちらでもいいです。

近年ではお歳暮文化も減り、マナーを気にしなくなってきている傾向があるため、より贈り手が好む方法で贈るのが良いでしょう。

最近では、相手と接触する機会をさけたり、相手に気を使わせないために配送サービスを利用したりすることが多く、お歳暮を郵送する機会が増えています。

高齢になると外出も億劫になります。そんな時に配送サービスは便利ですよね。

手渡しで渡すのがマナーだからといって、その通りに行動するのではなく、時代に合わせて選択していきましょう。

まとめ

今回は、お歳暮の渡し方をご紹介しました。

マナーとしては手渡しが基本といわれていますが、近年は配送サービスによる郵送を利用する方も増えています。

時代や相手に合わせて渡し方を選択していきましょう。

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