製麺所が教える麺を茹でるのに適した鍋とは!鍋一つで美味しさが全て変わる

弊社津村製麺所では、製造所直送の麺が食べられるTUMUGU LABOでお客様と会話をすることも多くあります。

そこで多く聞かれるのは、「美味しい麺の茹で方」と「どんな鍋を使っているのか?」です。

津村製麺所では皆様に美味しい麺を食べてほしいと考えていましたが、茹で方には家庭差があるようで、美味しさが安定しないそうです。

実は、鍋一つで麺の美味しさはかなり変わります。

今回は、創業70年を超える老舗として、津村製麺所でも実際に行っている美味しい麺の茹で方と鍋を選ぶポイントをご紹介させてください。

麺を美味しく茹でるための「鍋の条件」

麺を美味しく茹でるための「鍋の条件」
↑写真:実際に津村製麺所でお客さんに提供する麺を茹でている様子

麺を美味しく茹でるためのこだわりポイントは、大きさです。

3リットル以上入る鍋を必ず使用してください。

ご家庭で鍋を選ぶ際には、形や素材、機能性から選ぶ方も多いと思いますが、麺を茹でるには大きさだけこだわれば十分です。

3リットル以上の大きさがあれば、形や材質・機能性は使いやすさで選ぶといいでしょう。

よくお客さんから聞く話は、

忙しく洗うのが面倒臭いという理由から、小さい鍋で茹でて麺がぐちゃぐちゃになったという話を聞きます。

鍋一つで麺の美味しさは変わります。

麺は調理が簡単で重宝されますが、面倒くさがらず鍋だけはこだわって食べていただきたいですね。

津村社長
津村社長

弊社、津村製麺所では、工場に併設した「つむぐラボ」というコミュニケーションスペースで自社の麺を提供しています。
つむぐラボで実際に使用している鍋は、ステンレス製で大量の水で茹でられる大きめの鍋です。

麺を美味しく茹でるための準備と工程

麺を美味しく茹でるための準備と工程
↑写真:実際に津村製麺所でお客さんに提供する麺を茹でている様子

麺を美味しく茹でるためには、鍋以外にも必要な道具・工程があるのでしっかり抑えておいてくださいね。

麺を美味しく茹でるために必要な道具

  • 3L以上の底が深い鍋・菜箸
  • ざる

麺を茹でる前に、氷を作っておく必要があります。

麺をよく食べる方で冷蔵庫に自動製氷機機能が無い場合は、お店で氷を買って保管しておいてもいいですね。

また、麺を茹でている最中に、ザルを流しに用意しておいて下さい。麺を締める際にスムーズに行えます。

麺を美味しく茹でるための6つの工程

  1. 水を鍋に入れて湯を沸騰させる。
  2. そうめんを扇形に広げて、バラバラになるように鍋に入れる。
  3. 麺同士がくっつかないように箸で軽くかき混ぜる。
  4. 麺がほぐれたらかき混ぜるのをやめ、袋に記載されている時間通りにゆでる。
  5. ざるに上げて、氷水でぬめりが取れるようにしっかりと洗う。
  6. 麺をしめてから、皿に盛り付ける。

麺を美味しく茹でるには、”麺を美味しく茹でるための6つの工程”を良く守って茹でてくださいね。

やりがちなNG例

  • 茹でる際に湯が吹きこぼれそうな場合に水を入れた。
  • 茹で上がった麺を水にさらしただけで洗わなかった。
  • 沸騰する前に麺を入れた。

さし水をすると、麺が硬くなったりうまみが薄れたりするため、拭きこぼれそうでも火加減で調整してください。

また、特に忙しい料理に手慣れている方がやりがちなことですが、「麺を水で洗う工程」を省略すると麺が締まらずフニャフニャになります。

さらに、湯が沸騰する前に麺を茹でたりするのはやめましょう。

基本に忠実が美味しい麺を茹でるポイントです。

津村社長
津村社長

ひやむぎを美味しく茹でるためには、茹で終わった麺を冷水で良く洗う工程を飛ばさずに、丁寧に仕上げることです。基本的な茹で方を守るだけでも美味しくなるため、手短・時短はせずにぬめりを落とし、決められた温度の湯で茹でてください。

まとめ

創業70年を超える津村製麺所が、美味しい麺を茹でるための鍋・茹で方をご紹介しました。

鍋は買い替えるタイミングもそう多くはないキッチングッズです。鍋の買い替えを検討した際には、麺を茹でるときのことも考え、3リットルは入る大容量を選んでみてください。

私達、津村製麺所では、つむぐラボという津村製麺所で製麺したての美味しい麺をお客様にご提供しています。

日替わりの小鉢と天ぷらがセットになった麺は、津村製麺所の麺の良さを最大限引き出した茹で方で、一番おいしく食べられるように出汁の配分mp変更している特別仕様です。

北海道北見市に足をお運びいただく機会がございましたら、津村製麺所に併設されたTUMUGU Labo(つむぐラボ)で津村製麺所の麺を使用した麺料理が味わえます。だし・食材にこだわった料理をご賞味ください。

北見に来られない方には、オンラインショップのご用意があります。

まとめ

津村製麵所がおすすめする「生ひやむぎ」は、2015年にはミラノ国際博覧会にも出品し、様々なメディアに取り上げられている、美味しさが認められた麺。

四国の香川出身の初代から受け継がれた麺のコシと、津村製麺所が工場を構える北海道オホーツクの香り高い小麦。麺づくりに必要な、小麦・塩・水・麺つゆ、すべてにこだわった製麺を続け、津村製麺所は創業70年を超え、地元に愛される製麺所になりました。

津村製麺所の麺を、ぜひ家庭の味で召し上がって見て下さい。

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