大前提として、結婚祝いはいつ渡してもOKです。
結婚をお祝いしてくれる友人・仲間・同僚からプレゼントはいつもらっても嬉しいものです。なんなら、その日に渡されなくても、何年後かにいきなりサプライズされても、いいくらいです。
必要なのは、お祝いをしたいという気持ちと、相手を思いやる心です。
だからといって「マナー違反だ」と言われるのはいやですし、迷惑になるかも知れないと考えると、一般常識や「みんなはいつのタイミングに渡しているんだろう?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこで今回は、結婚祝いをいつ渡すのが一般的かをご紹介します!
【ここがポイント】結婚祝いは相手の迷惑にならなければいつ渡してもいい
冒頭でも説明しましたが、一般的に結婚祝いはいつ渡してもOKです。
しかし、結婚をする相手の迷惑になるのであればマナー違反です。結婚が家同士の結びつきを強める意味合いが強かった昔とは違い、現在はマナーはあってないようなものです。
相手が迷惑でないタイミングや渡し方に配慮してあげれば、いつ渡しても気にする方は多くないでしょう。
問題なのは「いつ渡すか?」よりも、「何を渡すか?」ではないでしょうか。
何を渡すか悩まれている方は、【結婚祝い】贈り物の選び方は「自分では買わないが貰ったら嬉しいもの」がカギ!大人としてのセンスが光るプレゼントを6つ紹介を参考にしてみてください。
一般的に知られている結婚祝いを渡すタイミング

一般的に知られている結婚祝いを渡すタイミングは、「結婚式に呼ばれているか」によって変わります。
ほかには、新郎新婦のハネムーンの時期や新居・子供の有無によって変わってくるため、夫婦の状況に合わせて変化させると良いでしょう。
昔は、結婚式の1週間前までに渡すのがマナーとされていました。もともと結婚式は家同士で行うため、実家に手渡し・配送で行うのが通例でした。
しかし、最近では結婚が家同士で行うという感覚が薄れており、直接結婚した夫婦に贈ることが多いため、新郎新婦に贈ることを前提にそれぞれの場合にわけてご紹介します。
①結婚式に呼ばれて「いる」場合の結婚祝いを渡すタイミング
結婚式に呼ばれて「いる」場合の結婚祝いは、当日にご祝儀として渡すのが一般的です。
ご祝儀以外にモノを渡したい際は、結婚式の招待状を受け取った直後に用意するといいでしょう。時期でいえば、結婚式の1・2か月前に当たります。
昔は手渡しが通例でしたが、結婚前の新郎新婦はかなり忙しいことが多いため、郵送で贈るのがマナーになりつつあります。
【結婚式に呼ばれて「いる」場合の結婚祝い】のポイント
①ご祝儀は当日に。別途で結婚祝いを用意する際は、結婚式の1・2か月前に渡す。
②モノを渡す際は、結婚式の招待状を受け取ってから結婚式前に渡す。
③手渡しよりは郵送のほうが喜ばれる。
②結婚式に呼ばれて「いる」が参列しない場合の結婚祝いを渡すタイミング
結婚式に呼ばれて「いる」が参列しない場合の結婚祝いは、結婚式の1・2か月前に渡すのが一般的です。
手渡しでも郵送でも大丈夫ですが、結婚式の直前になりすぎないようにするといいでしょう。
ただし、急遽都合がつかなくなってしまった場合はすぐにお詫びと一緒に結婚祝いを渡せるといいですね。その場合も、結婚式の前までに渡すのがマナーです。
できる限り結婚式をいきなり欠席するのはマナー違反ですが、やむを得ない事情は誰にでも存在するため、早め早めに行動することをおすすめします。
この場合は、郵送ではなく手渡しのほうがマナーとしては適切です。
【結婚式に呼ばれて「いる」が、参列しない場合の結婚祝い】のポイント
①結婚式の1・2か月前に渡す。
②出席するつもりだったが、やむを得ない事情で欠席する際は迅速に行動をする。
③結婚式に呼ばれて「いない」場合の結婚祝いを渡すタイミング
結婚式に呼ばれて「いない」場合の結婚祝いは、結婚式が終わってから1カ月以内に渡すのが一般的です。
結婚式に招待されていない場合は、結婚式の前に贈ることで、嫌味に感じられてしまう場合があります。結婚式が終わった後〜1カ月以内に渡すとスマートでしょう。
友人や同僚の関係性の場合、「そういえば、結婚したって聞いたよ!」という体で結婚祝いを渡すと良いですね。結婚式の前に渡してしまった場合、気まずくなる可能性があるため、気を付けましょう。
【結婚式に呼ばれて「いない」場合の結婚祝い】のポイント
①結婚式の前に渡さないようにする。
②結婚式が終わってから1か月以内に渡すのがマナー。
④出産・新居への引っ越しと時期がかぶる場合の結婚祝いを渡すタイミング
出産・新居への引っ越しと時期がかぶる場合の結婚祝い | |
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結婚式に参列する 結婚式に参列しない |
|
結婚式に呼ばれていない・知らされていなかった場合 |
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挙式をしない |
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入籍が結婚式より先の場合 |
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出産・引っ越しと時期がかぶる場合の結婚祝いは、結婚式の招待状が届いたか届かなかったかで分けましょう。
基本的に、出産や引っ越しを控えていても居なくても、一般的な結婚祝いを渡す時期のマナーに変わりありません。
ただし、結婚式に呼ばれていない・知らされていない場合は出産後・引っ越し後に出産、新築・新居祝いとして渡しましょう。
結婚式に呼ばれている場合は、結婚祝いと出産、新築・新居祝いを別途で用意するのがマナーですが、結婚式に呼ばれていない・知らされていない場合は、お祝いを分けずに結婚祝いだけを渡すのがマナーです。
出産や、引っ越しが終わっていないのにも関わらず、結婚式後にお祝いを渡すとまだ出産が終わっていないのに、出産祝いを渡されたことになり、マナー違反となります。
【出産・新居への引っ越しと時期がかぶる場合の結婚祝い】のポイント
①基本的に一般的な結婚祝いを渡す時とマナーに差はない。
②結婚式に呼ばれない・知らされていない時は出産、新築・新居祝いと同時に渡す。
⑤挙式をしない・知らされていなかった場合の結婚祝いを渡すタイミング
結婚式をしない・知らされていない場合は、結婚したと聞いたらすぐに用意しましょう。できる限り早いと印象もいいでしょう。結婚式が終わった後であれば1か月以内に渡すのが一般的です。
慎重に選びすぎて1カ月を過ぎてしまうとお祝いとしては時期がズレてしまうため、気をつけましょう。
ただし、本人から「結婚した」と聞いた聞いた場合に限り、渡すのがマナーです。
本人以外から聞かされていない場合は、誤った情報である可能性もあるため、恥をかかせてしまう可能性があります。
【挙式をしない・知らされていなかった場合の結婚祝い】のポイント
①「結婚した」と本人から聞いてから迅速に用意をする。
②結婚後1か月以内に渡す。
⑥入籍を先にすませている場合の結婚祝いを渡すタイミング
結婚よりも先に入籍する場合は、入籍する日の1週間前に贈るのが一般的です。
結婚式を挙げるかどうかわからない場合も、入籍日の一週間前に合わせて贈るといいでしょう。
その後、挙式をする際は別途結婚祝いを用意してもいいですし、しなくてもOKです。ただし、結婚式に参列する際は、必ずご祝儀を用意しましょう。
別途でお結婚祝いを贈る際は、記述した通り「結婚式に呼ばれているかどうか」で贈るタイミングを選ぶといいでしょう。
【挙式をしない・知らされていなかった場合の結婚祝い】のポイント
①入籍する1週間前に贈る。
②結婚式をその後開く場合は、ご祝儀は用意が必要。
【よくある間違い】結婚式の当日に渡すのはNG!
大前提として、結婚祝いはいつ渡してもOKと言わせていただきましたが、実は新郎新婦にとってかなり迷惑になる可能性がある時期が存在します。
そんなマナー違反になる時期とは、結婚式の当日です。
ご祝儀は荷物になりませんが、結婚祝いのモノはかなり迷惑な荷物になってしまいます。
結婚式の当日は、とにかく疲れます。主役となる新郎新婦が式場のスケジュール通りに進行するために気を使っている場合も多いです。
結婚式の当日めがけて郵送しても受け取れない可能性もあるため、結婚式の当日だけは絶対に避けましょう。
結婚祝いのよくある4つの疑問
結婚祝いを渡すうえで、どうしてもマナーは気になるでしょう。結婚祝いのよくある疑問を4つ紹介します。ぜひ、結婚祝いの参考にしてみてください。
Q. 結婚祝いに「のし」はあったほうがいいの?
A.あっても、なくてもなくても良いです。
現在のしを気にする方は少なく、のしがあってもなくても、気にされる方は少ないでしょう。
ただ、のしの用意があるお店で購入する際、「結婚祝いなのでのしをつけてください」と店員さんに伝えると結婚祝い感でて良いかもしれませんね。
しかし、気に入った品を扱っているお店に用意がなかった際、自分で用意してまでつける必要はありません。
どうしても気になるのであれば、つけても大丈夫ですよ。
Q. 結婚祝いにふさわしいプレゼントってあるの?
A.結婚祝いで喜ばれる定番は「商品券」「宿泊券」「生活雑貨」「食べもの」。相手に喜ばれるものがふさわしいプレゼントです。
結婚祝いは、結婚を祝うための贈り物です。相手を思う気持ちがあれば、自然とふさわしいプレゼントになるでしょう。
ただし、贈り先の趣味・思考が強く出てしまうため、「選び方自分では買わないけど貰ったらうれしいもの」として考えると良いと思います。
結婚祝いプレゼントの定番9つを詳しくみたい方は『友達の結婚祝いは何がいい?物・祝い方など相手が喜ぶアイディアを大公開!』を参考に考えてみてください。
Q. 結婚祝いは個人で渡すべき?それとも複数?
A.仲が良ければ個人的に。職場では同僚と一緒に用意すると無難です。
仲がいい友達であれば、個人的に贈ると喜ばれるでしょう。
ただし、職場や仲間の1人に渡すとなると、周りの方々と意見を合わせる必要があるため、「抜け駆け」にならないように気を配る必要があります。
周りの人たちと価格帯を合わせたり、贈り物のジャンルが被らないようにするなど、調整できるといいですね。
Q. 結婚してから半年くらい経って報告がきたんだけど、いまさら遅いかな?
A.結婚祝いはいつもらっても嬉しいため、贈るといいでしょう。
結婚祝いは、贈り手の気持ちをあらわしたものです。
お祝いをしたいと思ったら、結婚した時期に関わらず送ってあげましょう。
もし、出会ったのが結婚後出会った場合は渡しにくさがあると思いますが、その場合、引っ越しや出産などイベントに合ったタイミングで贈れると良いですね。
まとめ
今回は、結婚祝いを渡すタイミングについて紹介しました。
答えは、「いつ渡してもOK」です。結婚式当日にご祝儀とは別に渡すのはNGですが、マナーは合ってないようなものです。結婚祝いは相手の迷惑にならなければいつ渡してもいいのです。
それでも「一般的にはどうなのか?」が気になる方は表の通りに渡せばOKです。
結婚式に呼ばれて「いる」場合 | ご祝儀は当日。別途で結婚祝いを用意する際は、結婚式の1・2か月前。 |
---|---|
結婚式に呼ばれて「いる」が、参列しない場合 | 結婚式の1・2か月前。 |
結婚式に呼ばれて「いない」場合 | 結婚式が終わってから1か月以内に渡すのがマナー。 |
出産・新居への引っ越しと時期がかぶる場合 |
|
挙式をしない・知らされていなかった場合 | 結婚式が終わった後から1か月以内。 |
入籍を先にすませている場合 | 入籍する日の1週間前。 |
結婚祝いをいつ渡すか?の答えは、いつでもOKというのが答えです。
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