ひやむぎに色がついている理由とは?色の意味・安全性・選び方を徹底解説

ひやむぎに色がついている理由とは?色の意味・安全性・選び方を徹底解説

ひやむぎに混ざるピンクや緑の麺。彩りと思われがちですが、実は「そうめん」と区別するための理由や、食事を楽しくする工夫が込められています。今回は、色付き麺の意外な背景や安全性、さらに「最高に美味しい茹で方」や絶品アレンジレシピまで詳しく解説します。

ひやむぎに色がついているのはなぜ?

夏の定番として親しまれているひやむぎ。

白い麺の中に混ざる色付きの麺に、理由や意味を考えた経験は少ないかもしれません。

見た目のアクセントだけに思われがちな色付きひやむぎには、食事を楽しむ工夫や日本ならではの発想が込められています。

色付きのひやむぎがある理由を詳しく紹介します。

色付きの目的は「彩り」と「食べやすさ」

色付きひやむぎは、見た目の変化を楽しめることが魅力的ですよね。

白一色になりがちな乾麺の中で、ピンクや緑などの色が加わることで、食卓全体が明るい印象になります。

また、麺の区別がしやすくなる点も理由の一つです。家族で取り分ける場面や、子どもが食事をする場面では、色がある麺を選ぶ楽しさがあることで、食事への関心も高まるでしょう。

色付きひやむぎの始まり

色付きのひやむぎが誕生したのは、そうめんと区別するためといわれています。

ひやむぎとそうめんは見た目がよく似ており、太さの違いもわずかなため、売り場や家庭で見分けにくいという背景がありました。

そこで、ひやむぎであることをわかりやすく伝える工夫として、白い麺の中に少量の色付き麺を混ぜる製法が取り入れられたとされています。

色付きひやむぎの魅力

見た目だけではない、色付きひやむぎならではの楽しみ方や特徴を紹介します。

色付きひやむぎの種類

色付きひやむぎに使われる色は、主にピンクや緑が中心です。

ピンクは紅麹、緑は抹茶やクロレラなど、安全性を考えて自然由来の原料を使って色付けされる場合があり、麺の風味を大きく変えないよう配慮されています。

商品によっては、白麺の中に数本だけ色麺を混ぜた昔ながらのタイプもあれば、色の割合を増やして見た目の華やかさを強調したものもあります。

用途や食卓の雰囲気に合わせて選びやすい点も、色付きひやむぎの魅力といえるでしょう。

色付きひやむぎの健康効果

ひやむぎは、小麦粉を主原料とした乾麺で、炭水化物を中心にエネルギーを補給しやすい食品です。

消化が比較的穏やかで、暑さで食欲が落ちやすい時期でも取り入れやすい点が特徴といえるでしょう。

油を使わずに調理しやすいため、食べ方次第でさっぱりとした食事に仕上げやすい点も、夏の食卓で選ばれる理由の一つです。

また、色付きひやむぎに使われる麺には、紅麹や抹茶、クロレラなど、植物由来の原料が用いられる場合があります。ただし、色付き麺は栄養補給を主な目的としたものではなく、見た目の工夫や識別のために加えられたものです。

健康効果を期待するよりも、原材料を確認しながら、食事を楽しむ要素の一つとして取り入れるとよいかもしれません。

色付きひやむぎの製造方法

ひやむぎは、小麦粉と水、塩を合わせて生地を作り、薄く延ばして細く切り分けることで麺の形に仕上げられます。乾燥工程を経て完成する点は、一般的な乾麺と変わりません。

色付きひやむぎの場合は、白い麺とは別に、着色した生地を用意する点が特徴です。色を付けた生地は単独で麺状に加工され、白いひやむぎとはわけて製造されます。

完成した白麺と色麺は、乾燥後に組み合わせ、多くはひやむぎの束の中に数本だけ色麺を加え、全体の見た目やバランスを見ながら調整され、商品ができあがります。

見た目の美しさを大切にしながら、白麺と色麺を組み合わせる製法が受け継がれています。

色付きひやむぎの調理方法と食べ方

色付きひやむぎの魅力を引き出すために、基本となる茹で方と美味しく食べるポイントを紹介します。

ひやむぎの茹で方

【必要な道具】

  • 鍋(3L以上の底の深いもの)
  • さえばし
  • ザル
  • たっぷりの水

【茹で方】

  1. 鍋に水を入れて沸騰させる。
  2. ひやむぎ同士がくっつかないように広げて入れ、たまに箸でかき混ぜる。
  3. 麺の袋に表示された時間に合わせて茹でる。
  4. 麺をザルに上げ、ぬめりをとりながら洗う。
  5. 冷たい氷水で数秒しめてから、盛り付ける。

麺のぬめりをしっかりとるために、麺をやさしくこすりつけながら洗うことがポイントです。

生ひやむぎのゆで方は動画でも確認できます。

津村製麺所「TumuLab」の人気メニュー2種のレシピをまとめました。

どちらのレシピも、共通して「生ひやむぎ 1袋」と「利尻昆布つゆ 2袋」を使用します。

【豚きのこせいろ】

冷たい麺を、あつあつのつゆにつけて食べるスタイルです。

材料(2食分)

  • ぶなしめじ:約 60g
  • 豚バラ肉:約 60g
  • 長ねぎ:適量
  • 昆布つゆ:適量

作り方

1.ぶなしめじは石づきを取り、軽く水洗いする。豚バラ肉は約5〜6cm幅にカットし、長ねぎは約5cm幅にカットして縦切りにする。

2.大きめの鍋に麺を茹でるためのお湯を沸かす。

3.鍋に昆布つゆと水を入れて弱火にかける。

4.③にぶなしめじと豚バラ肉を加えて、火が通ったら長ねぎを入れて火を止める。

5.②が沸騰したらひやむぎを茹で、茹で上がった麺を水洗いして器に盛り付ける。

6.④を再び加熱し、沸騰直前に火を止めて器に移し、熱々のつゆに冷たいひやむぎをつけて出来上がり。


【舞茸肉あつむぎ】

寒い日にぴったりの、温かいにゅうめんスタイルです。

材料(2食分)

  • 舞茸:約 80g
  • 豚バラ肉:約 80g
  • 長ねぎ:適量
  • 昆布つゆ:適量

作り方

1.舞茸は石づきを取り、軽く水洗いする。豚バラ肉は約5〜6cm幅にカットし、長ねぎは幅5mm程度の細い斜め切りにする。

2.大きめの鍋に麺を茹でるためのお湯を沸かす。

3.鍋に昆布つゆと水を入れて弱火にかける。

4.③に舞茸と豚バラ肉を加えて、火が通ったらねぎを加えて火を止める。

5.②が沸騰したらひやむぎを茹で、茹で上がった麺を水洗いし、麺を軽くお湯に通し器に移したら、④のつゆをかけて出来上がり。

ひやむぎに合う調味料やトッピング

いつもの食べ方に変化をつけたい時の調味料やトッピングを紹介します。

1. 定番の薬味(風味を立たせる)

  • 長ねぎ・小ねぎ: シャキシャキした食感と爽やかな辛味が、つゆの味を引き立てます。
  • おろし生姜: さっぱり感をプラスし、食欲を増進させてくれます。
  • 大葉(しそ): 清涼感のある香りが小麦の甘みとよく合います。
  • ミョウガ: 夏らしい香りと独特の苦味がアクセントになります。

2. おすすめトッピング(ボリューム・食感)

  • ツナ缶: 旨味が強く、子どもにも人気の具材です。
  • 大根おろし: 「おろしぶっかけ」にすると、胃に優しくさっぱりした仕上がりになります。
  • 納豆・オクラ・めかぶ: ねばねば食材は喉越しをさらに良くし、栄養価も高まります。
  • 天かす・揚げ玉: サクサクした食感と油のコクが加わり、満足感がアップします。

3. 味変にぴったりな調味料

  • ごま油: 数滴垂らすだけで香ばしさが広がり、一気に中華風の味わいになります。
  • ラー油・食べるラー油: ピリッとした辛味を加えたい時に重宝します。
  • 柚子胡椒: 生姜の代わりに使うと、上品な香りと刺激を楽しめます。
  • レモン汁・酢: つゆに加えると、酸味が効いてより爽やかな後味になります。

4. 意外な組み合わせ

  • トマトジュース: めんつゆと割って「イタリアン風」に。オリーブオイルや粉チーズとも好相性です。
  • 豆乳: つゆに加えると、まろやかでコクのある「豆乳坦々風」に変わります。

ひやむぎの保存方法と購入方法

ひやむぎを美味しい状態で楽しむために、保存の基本と購入時のポイントを分けて紹介します。

ひやむぎの保存方法

ひやむぎは、乾麺か生麺かによって保存の考え方が異なります。

乾麺のひやむぎは、直射日光や高温多湿を避けた常温保存が基本です。湿気を含むと風味や食感が損なわれやすいため、開封後は袋の口をしっかり閉じるか、密閉容器に移すと安心です。

一方、生麺の冷蔵保存では、袋に記載された賞味期限内に食べることはもちろん、庫内の奥や野菜室など温度変化の少ない場所を選ぶのがポイントです。

冷蔵庫は開閉の頻度が高く、手前に置くと外気による急な温度変化で袋の中に「結露」が発生しやすくなります。生麺に余分な水分がつくと、せっかくの香りやコシが損なわれてしまうため注意が必要です。

なお、冷凍保存を行う場合は、重たい食品の下に置かないよう気を付けて、1〜2ヶ月以内を目安に食べ切るようにしましょう。

茹でる際は、凍ったまま調理を開始できる点がポイントです。解凍せずに沸騰した湯で茹でることで、麺同士がくっつきにくくなり、麺の形もしっかり保つことができます。

ひやむぎの購入方法

ひやむぎを選ぶ際は、食べるタイミングや用途に合わせて、生麺か乾麺かを考えると選びやすくなります。

日持ちを重視する場合は乾麺、食感や風味を楽しみたい場合は生麺が向いているでしょう。

最近ではオンラインショップを利用することで、製麺所直送の鮮度が高い麺を手軽に購入できます。

特に、素材にこだわった「生ひやむぎ」は、驚くほどの喉越しと生麺ならではの強いコシが楽しめるでしょう。

ご家庭で本格的な味わいを楽しみたい方は、ぜひショップをチェックしてみてください。

オンラインショップはこちら

毎日の食卓を彩る、ひやむぎの新しい楽しみ方を知ろう

色付きのひやむぎが持つ独特の魅力を知ることで、いつもの食卓がもっと楽しくなります。 

ひやむぎに込められた色の意味や、職人のこだわりが詰まった製造の流れを知れば、一筋の麺を選ぶ時間さえも特別なものに感じられるでしょう。

また、ほんの少し茹で方や保存方法を意識するだけで、驚くほど食感やのどごしが変わるため、ご家庭で味わう際にぜひ参考にしてみてくださいね。

生ひやむぎ専門店「TumuLab(ツムラボ)」は、北海道北見市の津村製麺所に併設された飲食スペースです。

出来立ての生ひやむぎを使った多彩なメニューを楽しめ、季節の素材や地元食材を活かした創作料理も魅力。工場直送の麺も購入できますよ。

TumuLabはこちら

また、津村製麺所のオンラインショップでは、ご家庭で楽しむ定番の一品から、大切な方へ想いを届ける贈答用まで、シーンに合わせたこだわりの麺を豊富に取り揃えております。

あなたにぴったりの一杯を見つけるために、ぜひショップをご覧ください。

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